てっぱんアプリ!

待ち合わせするなら、Google マップの「現在地の共有」と「通知」を使おう

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名: Google マップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 14.0 以降、Android OS
カテゴリ: ナビ

 友人や家族と街中で待ち合わせしたはいいけれど、時間になっても相手が来ない。連絡もなかったりして、何かアクシデントでもあったのかと心配になってしまう。そんなときは「Google マップ」を使い、互いに安心してスムーズに待ち合わせできるようにしよう。

「Google マップ」では待ち合わせに便利な機能がある

相手のいる場所が地図上でわかる「現在地の共有」

 地図で現在地を確認できるだけでなく、ルートやお店の情報までわかる多機能な「Google マップ」。実は、友人や家族と待ち合わせするときに便利な機能も備えている。それが、「現在地の共有」と「通知」の機能だ。

 「現在地の共有」は、あらかじめ相手を指定して位置情報の共有を許可しておくことで、互いの現在地を地図上に表示できる機能。相手が今どこにいて、どこに向かって移動しているのかがある程度把握できる。一定時間ごとの情報更新となるため必ずしもリアルタイムの位置ではないことと、相手のスマートフォンのGPS機能の精度(屋内にいるか、屋外にいるか)によって位置がずれる場合があることに注意しよう。

 共有する際には1時間や2時間といった有効時間を設定して、その後自動でオフにすることができる。もしくは明示的にオフにするまで時間制限なしで共有し続けることも可能だ。一時的な共有に止めておきたい友人との待ち合わせでは有効時間の設定をおすすめしたい。

画面右上のユーザーアイコンをタップし、メニューから「現在地の共有」を選択
「新たに共有」ボタンをタップ
有効時間の有無を選択し、相手を選んで位置情報の共有を開始

相手が出発・到着したタイミングで教えてくれる「通知」

 もう1つの「通知」は、「現在地の共有」をしているときに、相手が特定の場所から出発したタイミング、または特定の場所に到着したタイミングでプッシュ通知してくれる機能。これを活用することで、相手が待ち合わせ場所に来るまで現在地をずっと確認し続ける必要もなくなる。

 たとえば待ち合わせ場所や、その近くの駅などを到着通知の場所として設定しておくと、相手がそこに近づいたところでプッシュ通知が届く。相手が少し遅れそうだったら、付近のお店で買い物するなど他の用事で時間をつぶしつつ、到着通知が届いたタイミングで現地に向かう、というように時間の有効活用にもつなげられる。

 また、相手の現在地を出発通知の場所に設定しておけば、その場所を離れたタイミングでプッシュ通知が届くので、相手がいつ頃に待ち合わせ場所に到着しそうか、という目処もつきやすくなるだろう。あるいは家族の勤務先や最寄り駅、自宅などを指定しておき、家族が帰宅し始めたのをきっかけに夕食の準備に取りかかる、みたいな使い方もできる。うまく活用することで円満な家庭を築くのにも役立つかもしれない。

現在地を共有している相手のアイコンを選択し、「通知」をタップ
場所を選び、通知してほしいタイミングのスイッチをオンにする
場所の設定は後で編集もできる
相手が指定場所に到着するとプッシュ通知