てっぱんアプリ!
ふるさと納税、今年も締め切り迫る! でも焦らなくても大丈夫かも
2022年12月9日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
12月末日をもって、2022年分のふるさと納税の申込みが締め切られる。年明けの1月10日までには各自治体に申請書を提出したりする必要があるため、早めに申し込んでおきたいところ。なのだけれど、2022年からはアプリや自治体によっては「オンライン申請」に対応するようになったため、今からでもそれほど焦らずに申込めそうだ。
「ワンストップ特例申請」が完全オンライン化
オンライン申請が可能なふるさと納税アプリの1つが「ふるさと納税 さとふる」アプリ。2022年9月からは同アプリの「さとふるアプリdeワンストップ申請」という機能を使うことで、「ワンストップ特例申請」がアプリ上で素早く、簡単に行なえるようになっている。
改めて解説すると、これまでのふるさと納税では、住民税や所得税から寄付分の控除手続きを行なうために、確定申告をするか、または「ワンストップ特例申請」という制度を利用する必要があった。後者は確定申告より手間は少ないものの、寄付先自治体への書類郵送が必要で、かつ前年分の申請書類到着の締め切りが翌年1月10日までとなることから、実質的に年内には書類送付まで済ませておくべきものになっていた。
しかし、「さとふるアプリdeワンストップ申請」を利用することで、そうした書類送付などの手間も省き、完全にオンラインのみで手続きが完結する。条件は、「さとふるアプリdeワンストップ申請対象」の自治体への寄付であることと、マイナンバーカードを所有していること、そしてマイナンバーカードを読み取れるスマートフォンを所有していることだ。
単純な情報入力とマイナンバーカードであっさり申請完了
手順としては、アプリ上で寄付先を決め、クレジットカードなどで決済した後、「ワンストップ特例申請」の画面で寄付先の自治体ごとに「寄付を一括でオンライン申請」のボタンから手続きする。マイナンバーカードの暗証番号や氏名のフリガナ、電話番号などを入力してスマートフォンをマイナンバーカードにかざして読み取るだけで、申請は完了。あとは返礼品の到着を待つだけだ。
自治体ごとの申請となるため、たとえば3箇所の自治体に寄付した場合は3回同じ操作をする必要があるが、それでも書類送付にかかる面倒を考えればはるかに簡単で気が楽。オンライン申請の期限も書類申請と同じ1月10日までとはいえ、寄付先を年内ギリギリまでじっくり悩めるのはありがたい。寄付額や会員ステータスに応じてPayPayに交換可能なポイントをゲットできるおトクな仕組みもあるので、さっそく試してみよう。