スタパ齋藤の「スタパブログ」

 最近そーとービックリしたのが、コルグから「MS-20 mini」が発売されるということ。2013年の4月中旬に発売され、多くのショップで予約価格が4万1800円となっている。もちろん予約しましたヨ♪

 コルグのMS-20 miniは、同社の「MS-20」の復刻版。当時の回路を完全再現しつつ、サイズはオリジナルの86%に縮小している。1978年発売のオリジナルのMS-20が9万8000円だったことを考えると、お値段的にもそーとー魅力的だと感じる。

 ていうか、オリジナルのMS-20持ってて、たま~にイジるんですけど、マジでMS-20 miniが出てくれて良かったと思う。イジって楽しいMS-20だが、もはや製造年代的にビンテージなシンセ。シンセとしては頑丈というかデリケートでない部類に入るとは思うが、やはりハードウェア的な劣化が心配だった。だが「当時の回路を完全再現したMS-20 mini」の登場で一安心。

 ツイッターで同じく予約した人が「MS-20 miniの予約が殺到して年内に入手できなくなったりしませんように」とか祈りのツイートを捧げていて笑ったが、いや、半分笑えないかもと思った。このポチりやすい価格で、何しろ「本物のアナログシンセ」が手に入るんだから、ちょっとなんかヤバそうである。

 この調子でコルグさんはどんどん復刻させて欲しいもんですな、ビンテージ機材。SQ-10とかVC-10とかドンカマチックとか。え? ともかく、魅力的なビンテージ機材が多々あるんだから、ゼヒ!!

コルグから発売予定の「MS-20 mini」。同時に1音だけ出せるアナログシンセサイザーで、パッチケーブルで「信号が流れるルート」を変えることもできる。
こちらはオリジナルのMS-20。外観的にはminiとほぼ完全に同じ。miniのサイズはオリジナルの86%。ミニ鍵盤実装のかわいいサイズ……だと予想している。
コニュグってニャにかしら? シンセらしい。ミョーとかキューとか音がするやつね。ニョーンとかミョーンとか音がするやつです。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。