THERMOSは自転車にピッタリ……その(1)

2011年1月14日 06:00

 去年の8月だったか、真夏のサイクリング中、あまりの暑さに日陰で休んでいたら、同じく小休止しに来たサイクリストが。「スタパさん……ですよね!?」的に話しかけてくれたので、しばし世間話などを。
 その人の自転車をふと見ると(TREK Madoneだった)、フレームに魔法瓶らしきものがある。ソレはニャんですかと尋ねてみたら、やはり魔法瓶。それに氷とドリンクを入れておくと、飲み物を一日中冷たい状態で保持できるんだそうだ。そして「どうしても冷たい飲み物の自販機がなくて熱中症になりかかったりしたらこれを飲むんですよ」と自販機で買ったコーラをゴクリ&ニコリ&プハッと。

 なるほど!! それはイイ!! ぜひマネしてゆきたい!! と思ったまま真冬になっちまった現在である。が、真冬は真冬で大きな問題……というか欲求が出てきた。

 てのは、最高気温5℃&風速8mとかの環境下を走ってると、走行中は意外なほどホットで、汗とかフツーに滴る。しかし、一休みした途端に冷たい風に吹かれて体が冷えても~超寒い。もちろんウィンドブレーカーなどの防寒ウェアも多々試したが、それでも非常に寒い。あぁこんなとき、熱い飲み物を……あ!! アレだ!!

 てなわけで真夏の魔法瓶の人の件を思い出した。ので早速買いに。ポイントはその真夏魔法瓶の人が「ホームセンターでボトルケージにピッタリ入るのが売ってたんで、それ使ってます」と言っていたこと。自転車用の魔法瓶ではなく汎用魔法瓶を自転車のボトルケージに入れていたわけで、確かにソレができないと魔法瓶を自転車へ装着できない。ので、ボトルケージを持参し、これにビシッと収まるものを買いに行った。

 ら、一発で発見。THERMOS(サーモス)真空断熱スポーツボトルFEO-500Fである。ボトルケージに入るのを確認した瞬間に購入した。

 ちなみに、本体そのままだと自転車用ボトルケージに入れてもグラグラ。ほとんど保持されない。が、付属のハンディポーチに入れた状態だと、あつらえたかのようにボトルケージにピッタリ!! なお、ボトルケージとしてはミノウラのAB100-4.5/5.5デュラケージを使っている。ほかの形状のボトルケージだとキツめだったりユルめだったりしますな。

 てなわけで早速このTHERMOS真空断熱スポーツボトルFEO-500Fに熱いコーヒーかココアを入れて真冬サイクリングに出発!! と、思った瞬間、このボトルは保冷専用であることが判明してズギャームズシャァァズニャーン!!

 ……真冬サイクリングwithホットドリンク計画、玉砕。
 でもミノウラのボトルケージに確実にフィットする夏用魔法瓶見つけたってことで、まあ、よしとしておこう。

THERMOS真空断熱スポーツボトルFEO-500F。500mlの魔法瓶で、質量は約300g。保冷効果は10℃以下を約6時間保てるとある。専用のハンディポーチ付きボトルを付属ポーチに入れ、ミノウラの定番的ボトルケージに入れるとコレがまさにピッタリ!! 実際に走行してみてもボトルが落ちるようなことはない
ところがこのボトルは保冷専用だったニャ!! スペック的に熱い飲み物入れてもヘーキそうだが、メーカーが保冷専用っていうんだから使うのは夏にするニャニャほうびんってニャにかしら? ニャ法の瓶らしい。ニャ法って……凄い名称よね。凄い名称だよね。ある種の嘘よね。ある種の嘘だよね。ニャ。ニャ。的な