キヤノンのWFT-E4が無線接続しニャい!!

2009年3月6日 11:00



br />キヤノンのワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E4。現在のところEOS 5D Mark II専用となる無線LANアダプタだ。室内撮影などの無線化には最高に便利な機材なのだ。


 週に何度も商品撮影するんですけど、そのときに超便利なのがキヤノンのワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E4。撮ったら即、画像がPCに転送されたりするEOS 5D Mark II用の無線LANアダプタだ。

 ところが、このWFT-E4が突然不調に!! 無線LAN接続できたりできなかったり。接続しても画像転送中に接続が切れたり。もー全然仕事になんないッス!!

 てなわけで、WFT-E4の無線LAN設定をイチからやりなおした。が、それでも症状は変わらず。非常に不安定。というか、徐々にほとんど無線LAN接続できなくなってきており、症状悪化状態なり。

 でまあ2時間くらい試行錯誤してハマったりして疲れたりしたが、結局、無線LANルータの電源オフ/オンで完全に治った。WFT-E4の問題ではなく、ルータ側(恐らくチャンネル輻輳など)の問題だった気が。無線LAN機器って、時々こーゆー“どの機材/設定が問題なのかわからい”というトラブルに出くわすのがカッタリィですな。

 このトラブル中、やはりデジカメ→PCへ画像を無線で転送できるEye-Fi Shareカードを臨時的に使おうと考えた。が、考えただけでヤメた。てのは、Eye-Fi Shareカードの場合、デジカメ→PCやWebに画像を転送できるだけなのだ。それだと商品撮影にはちょいと力不足。

 キヤノンのWFT-E4などWFTシリーズの場合、EOS→PCへ画像転送を高速・安定的に行えるのに加え、PCからカメラの設定を変えてレリーズすることまでできる。

 例えば、カメラ側でシャッターを切って、PCに転送された画像をチェックして、ダメだったらそのままPC上でカメラの露出設定変更などしてシャッターまで切って即座にPCへ送られてきた画像を確認できる。

 WFTシリーズの場合、一連の作業が物凄くスムーズに行えるのであり、Eye-Fi Shareカードとは生産性がまるで違う。ていうか、WFTシリーズとEye-Fi Shareカードを同じカテゴリの製品として扱うのはEye-Fi Shareカードにとって酷、ってゅーかそもそもナンセンスだったりする。

 ともあれ、日常便利に使っているツールがいきなり不調になるのって、マジで焦りますな。クルマで遠出して一休みしていたらバッテリーが上がったが如し。あるいは、自転車で出かけたら両輪パンクした、みたいな気分。

 今回は機材の設定方面の混乱というかトラブルだったが、機材の故障だったらホントに大変だったんだろうなぁと思う。……やっぱり業務で常用する重要な機材は、バックアップとなる予備機が必要なのかも。


ねえねえ知ってた、またトラブったらしいわよ。えー、またぁ。やぁねぇ。やだねえ。みたいな。