2008年の香港

2008年4月23日 12:35

マニアな香港人の方々が集まりがちな信和中心。アニメ~ゲーム~フィギュア等々、様々なグッズを売る店が集まっている。秋葉原的雰囲気たっぷり。

 ふたつ前のエントリで強行スケジュール香港観光の件をチラリと書いたが、2008年において、観光地としての香港は非常に安楽ですな。

 ずーっと前の返還前に香港行った時と比べると、危なくナイ、汚くナイ、問題ナイてな感じで非常に快適。東京あたりで遊び歩くのが好きなら、思う存分楽しめる街だろうと思う。食べ物も相変わらすチョー旨いしネ。

 ただ、ある種の怪しさという意味では、そーんなにエキサイティングではない。英語・広東語表記の東京というイメージ。大股で4万歩くらい歩き回りつつ各種交通機関も使って観光したが、手に汗握って散策する的な、返還前香港の印象はほとんどなくなった感じ。

 話題(!?)の信和中心(香港のおたくビル)にも行ってみたが、おもしろいんだが、部分的に海賊版方面ショップがあったりもするんだが、なんつーか秋葉原の方が濃いですな。

 秋葉原に行きがちな人が信和中心に行くと、アキバで見たモノばかり売ってる、てな印象になるかも。安かったりはするが、香港人のマニア魂を見せてくれ~的な期待がちょっと裏切られた拙者であった。とは言え、アキバもオタクも自分的にはやや離れたところにある世界、と思う人ならかなりオモシロがれる信和中心だと思う。

 重慶大厦(チョンキンマンション)にも行ってみた。ウワサに聞く重慶大厦なら、エキサイティングであろー!! とか思って。

 でもなんか、以前聞いたウワサからすると、かなり安全な場所になってます? インドやアフリカの人が多くて「ココってホントに香港!?」というインパクトはあったが、買い物ビルのひとつと言えそうな安全風味があった。いや、女性ひとりで行ったりすると話は違うかもしんないスけど。あと、ココに泊まると凄いドキドキ感が味わえるのかもしれないけど。

 重慶大厦のケータイショップ群は見物ですな。片手で持つには疲れちゃうサイズ・質量の大昔ケータイ、の、小型・現代版とか、ノキアっぽいけど全然ノキアじゃない謎の端末があったり、不思議や怪しさが漂っていた。

 奇怪・危険が激減している現代香港は、マニアな目で見るとビミョーにフツーな感じで物足りないが、しかし、非常に楽しい観光地であることは確かですな。飽きないしネ。スゲく安楽だし。てなわけで、また近々行ってみたい。


重慶大厦の入り口付近。手前側が重慶大厦のショップ群と宿泊施設になるが、拙者の約2倍の容積の人がズラリとこっち見てたりするので、カメラ向けられなかったっス。この上の階のケータイショップがオモシロげ。なんだかんだ言っても、超高密度&活気&物量溢れる香港。日本語表記も増え、英語喋る商人も増え、昔に比べたら非常に安楽に楽しめる街になったように思う。


香港とか観光とかよりもむしろ、ひっくり返ってゴロゴロ言って寝るのが好きな拙宅猫様。