便利だけどプチ怖いUSBフラッシュメモリ

2006年10月11日 09:00

 USBフラッシュメモリの類をけっこー頻繁に使う俺。単純に、ファイルの携帯や受け渡しに便利ってコトで。

 で、こないだ仕事に出かけた先で、常用のUSBメモリを紛失……したと思ったんですけど、結局はクルマのフロアに落ちてた。しかし、その「なくしたカモ!!」と思った時は熱くなったりサムくなったり、ヒッジョーに焦った。

 いや、別に大したファイルは入ってないんスよ。既に手渡し済みのファイルとか、メモ的なテキストとか、その他、臨時的には必要だったけど現在はどーでもいいようなファイルがテキトーに入っていた。んですけど、こーゆーデータの類をなくすと、最悪の状況を想像しちゃう俺なんスよ。

 もしもファイル群の中に誰かの個人情報とか紛れ込んでて、これが実は非常に価値ある個人情報であり、これを悪用するとキミもしくはキミの仲間が死ぬ可能性があるが当局は一切関知しない、なおこのテープは自動的に消滅する、みたいなエキサイティングな事態に!! と、焦るキモチをさらに焦らせる妄想が脳内に出現!! わーなんかマジでヤバいような気がしてきたッ!! と。

 気分的にも、なんつーか、常用品をなくしたようなヤな感じになった。USBフラッシュメモリ自体、大した価値はなくなっていたシロモノである。小容量であり、壊れちゃってもいーや、的な。中身は前述のとおり、やっぱり大した情報ではなかった。が、なんて言うんでしょうねえ、あと1ミリで使い切れるボールペンとか、あと1ミリリットルで燃料切れの100円ライターとか、景品で貰ったんだけど案外便利&無くさずに3年くらい使いづけてきたグッズなんかをなくした時の気分と同様であった。

 けど、クルマのフロアにあって、焦るキモチやヤな気分は全面的に解消。ただ、データが見知らぬ悪者の手に渡って悪用されるヤバさを改めて感じた(というか妄想した)ので、セキュリティ面が強化されているUSBメモリを買おうと思った。あと、落としにくそうなのを。

 んで買ったのが、バッファローのRUF2-SCシリーズ。どーせだから大容量のを!! とか思って4GBモデルのRUF2-SC4Gを買ってみた。キャップ部分も外れにくく良い感じであり、セキュリティソフト内蔵なのでデータを暗号化していても、どのWindowsPCでも使えて便利そう。でもMacじゃダメなんですな。Windows・Mac両対応のシームレスなセキュリティソフトを内蔵してたら、Mac野郎でシンセマニアのUくんに対しても便利に使えたのになぁと思った。

 てなわけだが、このRUF2-SC4G購入意向、USBフラッシュメモリが必要となる機会がなく、まだ一度も使ってなかったりする俺であった。

バッファローのRUF2-SCシリーズ、の4GBモデルことRUF2-SC4G、のパッケージRUF2-SC4Gと付属の分離型ストラップ。本体側に落下防止のためのストラップを通すと、本体側にキャップを装着できない。キャップ側に落下防止のためのストラップを通すと、なんか本体のみ落としそうで……。このあたりビミョーだが、キャップは本体に対し意外なほど固くはめ込める