Apple PowerBookのHDD換装実行!?
シンセマニアのUくんは、シンセのコトならチョー細かいことまで知りまくりであり、あと音楽のこともスゲくマニアックな情報まで脳内にて網羅している凄い人なのだが、コンピュータ関連のことは自称苦手とおっしゃる方である。でもMacでプロなデザインワークとかしてる知る人ぞ知る人なんですけどね。
さておき、そのUくんの趣味用MacことPowerBookが調子悪いんだそーで。聞くところによれば、iTunes使用時やCD-R・DVD-Rバーニング時、なーんかヤケに時間がかかるとか。他諸々、聞けば聞くほど“HDDのトラブル”っぽい気がしたっつーか、明らかにHDDの物理的劣化orセクタ問題なので、HDDの換装をしたらどう? と言ってみた途端、「するする、で、どのHDD買えばいいの? これ? これ!?」と即座にベアHDDをご購入。
すげぇ勢いでHDD換装にポジティブだなぁと思ったが、予想通りUくんは「じゃあやってよ」と拙者にHDD換装をやらせるのであった。ま、そんな気はしてたんですが、でもアレか、ここは一発、俺の最強に強まった“これdo台マスター”の出番か? 出番なのか!? 出番であろう!! くわッ!! と引き受けてみた。
結果から言えば、HDD自体が微妙に壊れていたので、OS丸ごと換装先HDDへコピーしてのHDD換装はできなかった。これdo台マスターは不良セクタチェック機能があったりして、コピー中にセクタエラーが出たら「エラーが出ましたヨ」と知らせたりして、リトライやスキップを促すのだ。が、結局ダメなセクタは死んでるセクタであって、コピーしようがない。
また、UくんのPowerBookのHDDは、かな~りヒドくセクタエラーが出まくりの既に死んでいる的HDDだったので、最終的にはこれdo台マスターでのコピーは諦めた──エラー部をスキップしつつコピーしようとしても、元のHDDからの読み出しさえ困難である部分が多数存在していると思われ、コピーし終わる予想時間として256時間とか表示されてゲンナリしたからだ。
てなわけでHDD内容のコピーは諦め、単純にPowerBookから古いHDDを取り外し、新しいHDDを装着しただけ、となった。が、その後はヒジョーに調子よくPowerBookが動作しているらしいので、とりあえず良かったなぁ、と。
でもアレですな、他人のマシンのHDD、特にノートPCのHDD、さらにはApple社謹製のノートPCのHDD換装は疲れますな。てのは、最近のPowerBookってヒジョーに緻密な感じの作りになっているからだ。
ネジを数本外せば(一部特殊形状のネジあり)、PowerBookのHDDを取り出せる。具体的にはネジ外してキーボード部をガバッと開いてまたネジ外せばHDDが取れる。Mac miniほどではないにせよ、PowerBookはフタ(キーボード部)を開きにくい。し、ヘタして開くと、美しいキーボード部のアルミパネルが歪んじゃったりする。ガサツなAT互換機PCだとけっこーガバガバ開いちゃうんだが、Appleのマシンはやっぱ怖いと思った。