みんなのケータイ

 スマホで何をするかと言ったら、SNSの利用が大半を占めています。Facebookは公共性が高いから自重するところ、Twitterは趣味用、Instagramはちょっと気取った写真を載せても良いところ、という認識で使い分けています。特に自撮りの写真には慎重で、頻繁ではないですが、アップするとしても仲の良い友人と交友用のInstagramだけに留めています。

 自撮りをするのに、G Flexはとても適した端末です。大画面のスマホで、インカメラで撮影しようとするとシャッターボタンに指が届きません。両手で固定すれば良いのですが、友達と撮るときだと腕が邪魔になります。けれど、G Flexは背面の音量ボタンでシャッターが押せてスムーズにできるので、ついつい楽しくなってしまいました。

カメラアプリはまとめてフォルダに

 撮った写真をアップするなら少しでも良く見せたい、という思いから、気がついたらあらゆる画像加工系アプリを駆使していました。よく使うのは、LINE Camera、DECOPIC、InstaSizeの3つ。

 まず、肌をなめらかにしてくれるビューティーショットモードで写真を撮ります。G Flexのビューティーモードは、なめらかさを調整できるのが嬉しいポイント。最大にすると、マットになりすぎてしまいますが、クマやくすみなど余計なものを隠したいときにはありがたいです。

右側をスライドしてなめらかさを調整します
LINEのスタンプが貼れるLINE Camera

 撮った写真は、LINE Cameraで修正します。ブラウンやコニーなどのLINEスタンプを画像に貼れたり、コラージュや手書き機能もあってオールマイティな加工アプリですが、一番使うのはビューティー機能。肌を明るくしてくれたり、黒目を大きくできる修正機能があって重宝しています。中でも必ず使うのは、スリム機能。画像をアプリに取り込んで、目・口・顎の位置を設定して強度を選ぶだけで、顔をシュッとしてくれます。わかりやすく、かつ自然にフェイスラインを細くしてくれるので、一度経験したらもうやめられません。やりすぎてはだめだ、と思いつつ最大強度で修正してしまいます。

明るさや色みの調節
目の大きさ、フェイスラインの修正

 次に活用するのが、スマホ内の画像をプリクラのように加工できるのが特徴のDECOPIC。フレームやスタンプが実際のプリクラにあるものと似ていて、なにかアクセントが欲しいときに使います。

 自撮りをInstagramにあげようとすると、どうしても正方形になります。最初からアプリ内のカメラを使って正方形で撮影しておけば楽なのですが、なかなかそうもいかず。正方形にトリミングすると、顔がアップで写されて迫力が出てしまいます。そこで使用するのが、長方形の写真を正方形サイズに収まるように縮小するアプリInstaSize。縮小されたおかげで、全体が少し引き気味になるので自撮りをあげても迫力が少なくて済みます。

InstaSizeで縮小
Twitterなどにも共有可能

 加工した写真を、最後はInstagramで色みを調整して完成です。ここまでくると、もはや何が良いのかわからなくなってしまいますが……。SNSにアップしなくても、こうした修正はメイクではどうしようもないところまで加工できるので、暇つぶしにも最適です。やりすぎて別人に……、なんてことのないように気を付けます。

元画像(左)と完成画像(右)、比べると輪郭の違いがはっきりと