ISW16SHに機種変更

2012年7月2日 06:00
(湯野康隆)

 家族との連絡用に「AQUOS PHONE IS12SH」を使い続けてきた筆者だが、発売からちょうど1年。各種常駐系アプリを利用するにもRAMの容量が厳しく、そろそろ買い替え時かなと感じ、「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」に機種変更した。

 たかが1年、されど1年。途中、他にもいろんな端末を使ってきただけに、日頃はそんなに極端な変化を感じることは無かったのだが、改めて1年前の端末と比べてみると、随分と進化したのだな、と実感する。

 ISW16SHについては、FeliCaとNFC両対応だとか、いろいろとトピックスはあるのだが、個人的には卓上ホルダに対応してくれたところが、まずは気に入っている。特に防水端末ということで、microUSB端子のキャップはなるべく開け閉めしたくないし、何より楽。当たり前のことが当たり前のようにできることが嬉しい。

 仕事の面で言えば、+WiMAX対応でテザリングできるところもありがたい。仕事中はドコモの「GALAXY Note」なんかを持ち歩く機会が多のだが、テザリング時にはPPTP接続が行えず、「もう一声!」と言いたくなるような状況だった。auの+WiMAX端末の場合、ちゃんとPPTPを通してくれるので安心。そのためにモバイルルーターを持ち歩く頻度も少なくなりそうだ。

 かと言って、ISW16SHに全く不満が無いかというとそうでもなく、例えば、IS12SHに搭載されていた3Dカメラや3Dディスプレイについては、存在しなかったかのような扱い。子供の写真や動画を3Dで撮りまくっていた筆者としては、残念でならない。

 また、ボディカラーが白1色、というところも寂しい。チップの供給状況との兼ね合いでそういうことになってしまったのかもしれないが、ユーザーとしては最低もう1色は選択肢が欲しいところ。

 まだ使い始めたばかりなので、隅々まで評価しきれていないのだが、新UIの「Feel UX」をはじめ、夏モデルで大きく変化した部分もある。細部については、次回以降レビューしていきたい。