HONEY BEE 101Kで写真を遊ぶ

2012年3月27日 06:00
(瀬川あずさ)

 前回よりレポートしている京セラ製のAndroidスマートフォン「HONEY BEE 101K」。メインターゲットが女子中高生というこの端末を、おそれ多くも利用してから早一カ月が経ちます。ターゲット層の志向や生活スタイルがしっかり考慮されていることを、本体の随所に感じることができます。

 ラメ加工やミツバチのキャラクターを採用したキュートなデザインはさることながら、機能面においても、10代後半の女子たちが喜ぶであろう計らいが細やかに盛り込まれているのには感動すら覚えます。特に、「女子高生ウケ間違え無し!」と思われる特徴の一つがカメラ機能。被写体を美しく写し出すのは大前提として、撮影した写真を加工して楽しめるアプリが充実しているのです。

 というワケで、さっそくカメラの機能面と画素数をチェックしてみることに。メインのアウトカメラは約500万画素。それに加えて(ブログやSNSへの投稿を日常とする)女子高生には必要不可欠な、約200万画素の“インカメラ(=自分撮りカメラ)”も備わっているのがポイントです。これがあるのと無いのでは写真写りも全く違ってくるものですから……。

 さて、準備が整えば、いざ自分撮りに挑戦! インカメラを起動させ、画面をタップすると、「プピー!」と何とも可愛らしい効果音が鳴り響き、あっという間に撮影が終了しました。画面にはちょっとワザとらしい笑みを浮かべた自分の画像がしっかり残されています。なんだか冴えない表情だな~とガッカリした矢先に思いついたのが、プリセットされているフォトアプリの活用です。

 まず、今回こっそりご紹介したいのが、女性必見の「キレイファクトリー」。顔写真を撮影後、その写真に美肌効果を施したり、瞳をほんの少し拡大したりと、極めてナチュラルに画像修正を行うことができる、魅惑のアプリです。先ほど撮った写真で実験してみると……肌に透明感が増し、目の輪郭がくっきりして、まるでプロのメイクさんにお化粧直しをしてもらったかのように、明るい印象の顔立ちへと変化させることができました。

キレイファクトリー(修正前)キレイファクトリー(修正後)

 そして、注目したいもう一つのアプリが「フィルターカメラ」。これを使えば、何気なく撮った写真も、線画風、ミニチュア風、一眼レフカメラ風……などなど、ちょっと味わい深い「作品」に加工できるのです。その他にも写真で撮った画像を瞬時にデコレーションメール素材に変換する「とるデコ」など、プリセットアプリだけでも盛りだくさん。ケータイ一つでこんなにも写真の楽しみが広がるとは驚きです。

フィルターカメラ(ミニチュア風)フィルターカメラ(線画風)

 なんだかカメラ機能で色々遊んでいたら、にわかに気持ちまで若返ってきたような……。引き続き「HONEY BEE 101K」を携えつつ、ちゃっかりアンチエイジングを目指したいと思います。