ケータイの歩数計は中高年の必須機能

2010年3月10日 11:00
(村元正剛)

 SH005を買ってから「歩数計」を愛用している。健康のために毎日1万歩以上歩くように心がけているのだが、歩数や距離が待受画面に表示されるだけでモチベーションを維持できるんだな~と驚いている。

 ボクは自宅と職場が限りなく近いため(通勤時間は約30秒)、デスクワークが多い日は、ほとんど歩くことがなく、運動不足に陥る。で、体型に如実に反映する。歩数計を使い始めてからは、夕方になっても歩数が3000~4000歩程度だと「やばい!」と感じ、散歩に出かけたり、夜に出かける予定があれば電車を使わず徒歩に切り替えたり……、そんなことが習慣になった。

 多くのauケータイには「Run & Walk」というアプリがプリインストールされている。実は、以前それも使っていたのだが、そもそも怠惰なボクは、ランキングを日課にすることはできず、いつしか「Run & Walk」を起動することもなくなっていた。

 「Run & Walk」は市民マラソンへの出場を目指すなど、ポジティブなランナーには利便性の高いアプリだと思うが、そうではない人にとっては、いちいち起動するのが不便にも感じるだろう。アプリ起動時に「現在○○○人のユーザーが走っています」というテロップが流れるが、意識の高い人は「そんなにたくさんの人が走っているんだ~。おいらもがんばろ~」と思うかもしれないが、怠け者は「そんなに走ってないんだ~。だよな~、寒いもんな~」と捉えてしまうのだ。

 歩数計は一度セットしたら、その後はまったく操作の必要がない。電源をオフにしている間はカウントしないが、オンにすれば、また続けてカウントが始まる。他のアプリを起動していてもカウントを続けてくれる。

 実際に歩数計を使い始めてから気づいたのだが、歩く速度などから「METs(メッツ)」も計測してくれる。METsとは身体活動の強さが安静時の何倍かを示す数値で、SH005に搭載されている歩数計の場合、1~5METsで表示される。で、3METs以上の歩行がエクササイズ歩行としてカウントされ、1週間のエクサイズ量(健康維持には23Ex以上が必要らしい)も確認できる。これもモチベーションの維持に繋がっている。だら~と歩くのではなく、元気よく早歩きしたほうがいいんだよな~という当たり前のことを再認識できるのだ。

 というわけで、歩数計の詳細画面をすぐに確認できるように、歩数計のショートカットアイコンを待受画面に貼り付けている。

 SH005を使い始めて約1カ月。歩数計の使い勝手には、かなり満足している。体重も緩やかに減少しつつある。シャープに感謝!である。

 強いて不満を挙げるとしたら、カロリーカウンターの歩行距離が「9999m」までしか表示されないこと。歩数計にハマってしまったボクは1日トータルで10km以上歩く日もある。都会に住み、さほど運動しないボクですら10kmのハードルはさほど高いとは思えない。山歩きやゴルフを趣味にしている人や、駅まで離れた場所に住んでいる人などは「9999m」では物足りなく感じるのではないかと思うが、どうなのだろう?

 歩数計の詳細画面を開くと、歩行10kmを超えても正確な距離が表示されるので、ぜひとも待受画面でも確認できるようにしてもらいたい。歩数が1万歩を超えたときと、距離が10kmを超えたときが、個人的にテンションが上がる瞬間なのだ。

 また、詳細画面で確認できる「週間エクササイズ量」の帯グラフの最大値が「30Ex」になっている。これも意外に軽くクリアできてしまう。この数値を超えても正しいEx数値が表示されるのだが、グラフはそれ以上伸びない。これも次号機での改善を期待したい。

 自分が使い始めてから知ったのだが、ボクの友人・知人にもケータイの歩数計を使っている人が少なくなかった。なぜか40~50代が中心。目的はダイエットもしくはメタボ対策。「単体の歩数計を買う気はしないが、常に持ち歩くケータイだから使ってみる気になった」という人が多い。健康に気づかう中高年層にとって、歩数計はケータイの必須機能になりつつあるのでは……、そんなふうに感じている。