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auフィナンシャルサービスなど3社が連携、独自クレカ発行基盤を構築へ

 auフィナンシャルサービス、ナッジ、ジェーシービー(JCB)の3社は、企業やコミュニティーが独自のクレジットカードを展開できる「カード共創プラットフォーム」の構築に向けて戦略的に連携する。auフィナンシャルサービスとナッジ、auフィナンシャルサービスとJCBの間で、それぞれ基本合意書が締結された。

 3社が持つ金融・決済・カード発行機能を組み合わせることで、企業やサービス事業者が独自のクレジットカードを迅速かつ柔軟に提供できる環境の構築を目指す。

スマホを中心としたカードサービスを展開

 新たなプラットフォームでは、企業やコミュニティーが持つ顧客基盤と、3社の金融インフラを組み合わせる。企業ごとのブランドや顧客層、利用シーンに応じて、独自のクレジットカードを企画・展開できる仕組みが整備される。

 カードの券面デザインに加え、ポイント還元以外の利用特典やアプリの機能、会員向けコンテンツなどを組み合わせたサービスの提供が想定されている。

 また、カードの申し込みや利用状況の確認、支払い手続き、問い合わせなどをスマートフォン中心で利用できる仕組みの構築を目指す。パートナー企業の会員IDやアプリと連携し、カード利用と会員特典などを結びつける仕組みも検討される。

3社の役割

 auフィナンシャルサービスは、金融・決済事業の知見を生かし、パートナー企業との企画や事業開発、金融機能の提供、カード事業の運営を担う。

 ナッジは、クラウドネイティブ型のクレジットカード基盤「Nudge クレカ as a Service(CCaaS)」やアプリ、カード発行・運営機能を提供する。これにより、カードごとに大規模な基幹システムを個別開発する負担を抑え、サービス開始までの効率化を図る。

 JCBは、国際カードブランドとしての決済ネットワークや加盟店基盤、カード発行に関する機能やノウハウを提供する。

 今後は、学生や若年層向けのカード、暗号資産やWeb3などのデジタル資産関連サービスと連携したカード、エンターテインメントやファンコミュニティー、推し活と連動するカードなどへの活用を想定する。

 企業やデジタルサービスが独自の会員プログラムとして提供するクレジットカードも対象となる。3社は今後、さまざまな業界の企業や団体との協業を進め、新たな会員基盤や経済圏の創出を目指す。