アメリカでシャッター音のしないiPhoneを買ってみた

　普段、メインに持ち歩いているのはiPhone 16 Proなのだが、仕事用にもう1台、iPhone 16 Proが欲しくなってきた。記者会見などで製品や人物を撮影するだけでなく、最近では発表会をまるごと動画で収録してYouTubeに配信していたりする。

　会場が大きい場合、ソニーのデジカメ「α」で撮影するが、小規模の会見ならiPhoneで充分だったりするのだ。

　メインのiPhone 16 Proで動画撮影してもいいのだが、そうすると会見中、メールチェックやメモ、SNSへの投稿ができなくなってしまう。

　iPhoneで動画を撮影すると、AirDropですぐにMacBook Proに転送できて、かなり快適だ。デジカメからSDカードを取り出してコピーするよりもが手軽なのがいい。

　1台目のiPhone 16 Proは某社のお返し的なプログラムで購入したのだが、せっかく2台目を買うなら海外のシャッター音がしないのを購入したい。

　仕事柄、会見中にiPhoneで写真を撮ることが多いため、シャッター音がしないのが望ましい。

　また、Apple Intelligenceも試したいのだが、OSを英語にしておく必要があり、さらに当時はベータ版じゃないと使えないということもあった。さすがに普段使いのiPhoneをベータ版にするのもリスクがありそうだったので「2台目を買うか」と自分の背中を押したのだった。

　10月下旬、アメリカ・マイアミに行く用事があったので、渡米直前にホテル近くのアップルストアに予約を入れておいた。当時、iPhone 16 Pro Maxは品薄で予約できるかも分からなかったが、なんとかタイミング良く予約ができたのだった。

　で、実際に引き取りに行ったが、実にスムーズであった。店員さんにピックアップしにきた旨を伝えると、奥からiPhone 16 Pro Maxを持ってきてくれて紙袋に入れてくれるだけ。

　事前に決済も終わっていて、海外だというのに、特にトラブルもなく、本当にあっと言う間に手に入ってしまった。

　ちなみに購入したのはiPhone 16 Pro Max、512GBモデル。

　アメリカの値付けは1399ドルだが、税金などが加算されて1496.93ドルとなった。

　円安がかなり怖かったが、クレジットカードの換算レートは152.596円で、日本円で22万8425円の請求となっていた。

　ちなみに、日本のアップルストアでiPhone 16 Pro Max、512GBモデルは21万9800円だ。

　その差、8625円。最近、かなりの円安ではあるが、意外と日本とアメリカでの違いがないのに、ちょっと驚いた。この価格差でシャッター音のしないiPhoneが手に入るなら悪くないかなと思っている。

　もちろん、アメリカ版なので技適マークはナシ。早速、オンラインで手続きをしておいた。

　来年発売されるだろうiPhone 17は技適マークのあるカナダから入手しようかと思っている。