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ずぼらな私でも続けられるか!? 家計簿アプリで電子マネーの管理を始めました

 いろいろと物価高なので、財布の紐を引き締めようと家計簿をつけはじめました。といっても筆者は大変な面倒くさがり屋で、まったく自慢にならないのですが、これまで家計簿や日記の類いが長続きした試しはありません。今回もいつまで続くか、我ながらまったく信用ならないのですが、少しでも長く続けられるように、できるだけ簡単につけられるものをと思い、以前にも使用していた「Zaim」を使うことにしました。

 「Zaim」は、もはや定番といってもいい家計簿アプリですが、カメラで撮影するだけでレシートの情報を取り込める機能や、銀行口座やクレジットカードのデータを連携できる機能があり、収支の記録をかなりの部分、自動化することができます。月額480円の有料プランもありますが、基本的には無料で利用できます。連携できる相手先も豊富で、前述の銀行口座やクレジットカード、保険、証券のほか、電子マネーやポイントカード、Amazonや楽天市場といったショッピングサイトにも対応しています。最初に各連携先のIDとパスワードを登録して手続きする必要はありますが、一度登録すればあとは自動的に情報が家計簿に反映されます。

筆者が他の家計簿アプリではなく「Zaim」を選んだのは、口座や電子マネー、ポイントの残高をタイル表示で一覧できるのが、見やすいと思ったからです

 家計簿が簡単につけられることもそうですが、使ってみてもうひとつ便利だと感じたのは、電子マネーやポイントカードの残高をまとめて確認できることです。筆者は交通系ではモバイルSuicaをiPhoneとApple Watchで1つずつ使用しているほか、PayPay、au PAY、LINE Pay、d払いなどを使用しています。これらの電子マネーは基本的には先にチャージをしてから使うしくみですが、どこにいくらチャージされているのか、恥ずかしながらまったく管理し切れていませんでした。そのために、レジ前のステッカーを見て使える電子マネーをチェックし、「〇〇で払います」と言ったあとに、いざアプリを開いたら残高が足りなくてあたふたする……なんてこともよくありました。

 「Zaim」では筆者がよく使う電子マネーのうち、モバイルSuica、 au PAY、LINE Payに対応しています。これらの電子マネーを連携しておけば、タイル表示の一覧画面で残高をまとめて見られるので、「あそこにどのくらい入っている」というのを、ざっくりと把握できます。無料のプランではこの情報の更新が逐次ではないため(有料プランは逐次更新が可能)、数字が最新のものとは限りません。だから、なんとなく把握できるという程度の緩やかな感じではあるのですが、「そろそろ少なくなっているな」くらいのことはわかります。

 残高がまとめて見られるだけでなく、それぞれの利用明細も自動で記録されます。反映される情報は電子マネーによっても違うようで、モバイルSuicaでは電車をどこからどこまで乗ったかは詳しく反映されますが、物販は店名や項目まではわかりません。一方でau PAYは店名や項目まで詳しく記録されます。明細はもちろん、それぞれの電子マネーのアプリでも確認ができるのですが、なんと言っても自動でデータをり込めて、家計簿につけてくれるのは本当にラクチンです。これこそまさに、現金ではなく電子マネーを使うメリットだなと改めて思いました。

 残念なのは、最もよく利用しているPayPayが連携できないことです。ちなみにd払いは家計簿アプリの「Money Forward ME」や、ドコモがMoney Forwardと提携して提供している「スマー簿」というアプリなら利用できるようです。
 PayPayは周りで使っている人が多いこともあり、飲み会などの割り勘に欠かせません。つい最近、割り勘により便利な「グループ払い」という機能も追加されました。この機能でますます利用機会が増えそうなので、ぜひ家計簿にも自動でデータを取り込めるようになってほしいです。

 支払いのデータは取り込めませんが、筆者の場合、PayPayは銀行口座からチャージしているので、その銀行口座を連携しておけば、チャージされた金額は確認できます。今まではオートチャージにしていたこともあって、いつ、いくらチャージしたのかをきちんと把握できていなかったのですが、手入力でPayPayの口座を設定し、チャージしたらその口座に振替をしたことにして、チャージ金額がわかるようにしました。

 さっきも書いたように、電子マネーは支出を自動で記録できるなどメリットも多いのですが、一方で現金に比べると支払っている(減っている)という実感が少ないせいか、ついスルスルとお金が出ていってしまいがちです。特にオートチャージにしていると、まさにスルスルと……いう感じだったので、せめてチャージ金額を見える化することで、少しでも引き締めて行ければと思っています。