みんなのケータイ

Amazonの「Echo Auto」とスマホで、“車内ヒトカラ”をさらに楽しむ

 車を運転するときはお気に入りの音楽をかけて、鼻歌を歌いながらドライブする……という方は多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりです。

 もともと歌うことが好きで、少し前までは、気が向いたらひとりでカラオケに行くことも。最近では車内で好きな曲を気ままに歌うことで“カラオケ欲”がある程度満たされるようになり、実店舗に行くことは少なくなりました。

 これまでの筆者の“車内ヒトカラ”スタイルは、好きな曲や歌いたい曲のプレイリストをスマートフォン上で事前に作っておき、Bluetoothのリモコンでスキップ・曲戻しをしながら選曲するというもの。

 Amazonのブランド「Eono(イオーノ)」のBluetoothリモコンをハンドル部分に取り付け、ドライブの際に愛用していました。

「Eono」のBluetoothリモコン

 しかし、この方法には弱点もあります。それは、事前に作っておいたプレイリストにない曲を歌いたい場合、スマートフォンの画面をタッチして操作しなければならないこと。運転中にスマートフォンは操作できないため、歌える曲の選択肢が限られます。

 「プレイリストにない曲をちょっとずつ歌いたい」ということも多々あるため、「もっとうまい方法はないものか」と考えていました。

 そんなとき、Amazonのセール「プライムデー」で偶然見つけて購入したのが、「Echo Auto」というデバイス。

 このデバイスを使うことによって、車内でスマートフォンの「Alexa(アレクサ)」アプリに接続し、音楽配信サービスから音楽をストリーミング再生できるようになります。

「Echo Auto」。同梱のマウントを利用して、エアコンの送風口に設置している

 「Amazon Music Unlimited」を利用している筆者の場合は、たとえば「アレクサ、〇〇(アーティスト名)の〇〇(曲名)をかけて」というだけで、指定した曲が「Amazon Music」から再生されるしくみ。つまり、ハンズフリーで曲を選べるようになるということです。

 たまに指示とは違う曲が再生されることもありますが、期待していた以上に精度が高く、車内での“ヒトカラ”がさらに楽しくなりました。

 音楽の再生以外にも、ニュースを教えてもらったり、予定を確認したりといったことができますが、筆者はまだ利用していません。「Echo Auto」のポテンシャルを全然引き出せていない気がするので、今後はいろいろな使い方を開拓していきたいと思っています。