みんなのケータイ

microUSBからの置き換わりが意外と進んでいないスマホ周辺機器

 ここ最近、スマートフォンに関連するこまごまとした機器を購入する機会が増えています。前に紹介した「SmartMike+」もその1つなのですが、他にもいくつかの機器を購入しています。

 たとえばワイヤレスイヤホン。筆者は既にワイヤレスイヤホンを1つ持っているのですが、コロナ禍でオンラインでの記者会見が増え、しかも2つの会見が同じ時間に開催されるケースも増えていることとから、イヤホン1つでは対応できなくなってきました。

 そこで2つの会見を同時に聴くため、ワイヤレスイヤホンを追加で購入。もちろん筆者は同時に2つの内容を聞き分けるほど器用ではないので、重要な方の会見を通常の音量で流して基本的にはそちらに集中しつつ、もう一方の会見は小さい音量で流すことで状況を把握しておく、という使い分けをしています。

 そうした用途なので音質に強くこだわる必要もなく、ノイズキャンセリングも不要なので安価なもので十分。ということで比較的安価なものを選んでセールで購入し、使っています。

会見を2つ同時に聴くためワイヤレスイヤホンを1つ追加。既に持っていたJVC製のものは右耳だけで聴くことができない仕様だったので、今回はアンカー製の同価格帯のものを選んだ

 またちょっと変わった所では、猫用の動くおもちゃというのも購入しています。こちらはスマートフォンに直接つなぐデバイスではないのですが、動く被写体の撮影に強いスマートフォンの評価をするために購入しました。

 筆者はペットを飼っている訳ではないので、動く被写体を撮影する機会を作るのが非常に難しいというのが正直な所。そこで室内の狭い範囲の中で、比較的スピーディーに動くなど、融通が利きやすい猫用おもちゃを撮影の評価用として購入した訳です。

動く被写体の撮影を評価するのに購入した猫用おもちゃ。本来はネジ部分にヒラヒラしたものを付けて動かすのだが、結構動きは激しい

 購入したこれらのデバイスはもちろん便利に活用できているのですが、一方で数が増えるに伴ってある問題が浮上してきました。それは購入するデバイスの充電端子が、なぜかことごとくmicroUSBなのです。

 既に大半のスマートフォンの充電端子がUSB Type-Cに置き換わって変わって久しい現在ですが、周辺機器の充電端子はmicroUSBというケースがまだまだ多いようです。古くから販売されているものや、安価なデバイスならまだ理解できるのですが、SmartMike+のように比較的新しくて高額なものであってもmicroUSBを使っているケースが見られ、意外と置き換わりが進んでいないように感じます。

手持ちの周辺機器の充電端子。最近購入したものも含め、ことごとくmicroUSBだった

 そうしたことから一時は大幅に減らしたmicroUSBのケーブルを再び引っ張り出す必要に迫られ、機器が増える度にmicroUSBケーブルが増えるという時代に逆行した状況となりつつある今日この頃。周辺機器の充電端子もいち早く、USB Type-Cに入れ替わってくれることを願いたいものです。

仕方がないのでmicroUSBのケーブルを引っ張り出して充電。既に相当な本数を処分してしまったので、残っているのは長さも色もまちまちだった