みんなのケータイ
「歩いておトク」系アプリがいつの間にか充実していた～Google Fit連携で動作も確実
2021年7月9日 00:00
度重なる緊急事態宣言やらまん延防止等重点措置やらで、外出しづらい日々が相変わらず続いておりますが、皆さんいかがお過ごしですか。筆者はせめて運動不足を解消したいと思い、散歩する時間を増やしました。人気の少なそうなルートを選び、夕方～夜に1回約40分、早足で黙々と歩いております。
こうして歩くだけでも十分に楽しいですが、スマホにインストールしてあるアプリを翌々調べてみますと、歩数に連動して特典が貰えるアプリが増えていることに気付きました。今回は3つほど、紹介したいと思います。いずれもAndroid版アプリの使い勝手に言及しています。
イオンモールアプリ
郊外型ロードサイド出店でおなじみの大型ショッピングセンター「イオンモール」のアプリです。似た名前の「イオンお買い物」「イオンタウン」アプリとお間違えなきよう。
イオンモールアプリは、お気に入りのショッピングセンターを登録しておいて、その最新情報を受け取るのがメイン。しかし、その中にひっそりと「ウォーキング」機能があり、歩数に連動したくじを引けます。抽選で当たるのはWAON POINTです。
くじの引き方は2種類。対象モールの館内や周辺に着いてから、アプリ内で「モールでウォキーキング」のボタンをタップし、その後に1000歩歩くと1回引けます。館内は広いので、買い物をしていれば割と簡単に1000歩はいける印象です。
そしてもう1つ。どこでも良いので1日8000歩歩くと、補助券が1枚貰えます。これが5枚貯まると、やはりくじが1回引けます。この仕様のおかげで、筆者はイオンモールアプリを愛用するようになりました。イオンモールは便利だけど、やはり毎日行けるほど近くにはないものですから。
くじで貰えるポイントは、正直なところ少額で、1ポイントとか5ポイントといった程度です。ただ、8000歩補助券のほうはアプリのボタンを押す手間なく集まるので、結構な嬉しさを感じるんですよね。
Coke On
ご存じコカ・コーラの公式アプリ。最近だとテレビCMもやっていました。個人的に入れ揚げているアプリでして、先日もサブスクサービス「Coke On Pass」について語らせて頂きました。
アプリ内で「Coke ON ウォーク」機能を有効化すると、歩数のカウントが開始。1日あたりの歩数目標を5000・7000・9000・12000歩のいずれかから選び、それを1週間達成するとスタンプが1個貰えます。
ちなみに機能実装上は、あくまで1週間の目標をクリアすればOK。例えば7000歩設定している方なら、月曜の朝から日曜の夜までに4万9000歩歩きさえすれば、1日あたり歩数を超えない日があってもスタンプが付与されます。
このスタンプを15個集めると、コカ・コーラ自販機で飲み物1本と引き換えられるチケットが発行されます。つまり、コンスタントに目標を達成すれば、15週に1回、タダで飲めます。
ジョイフル公式アプリ
九州圏で著名なファミレスチェーン「ジョイフル」。本社のある大分県では50店舗近く営業しているそうです。関東圏では東京（おもに西部）・千葉・埼玉に約20店舗あります。以前は東京・赤坂にもあったのですが、残念ながら閉店してしまいました。悲しい……。
メインの特典は、店舗来店時にスタンプ1個が貰えること。これが5個集まるとドリンクバー無料特典などが選べます。これに加えて、最近のアプリバージョンアップで「ウォークスタンプ」が追加され、スタンプの集め方がより多様になりました。
条件ですが、1週間で5万歩歩くと、補助条件を1つ達成。これを累計4週間分達成すると、スタンプが1個貰える仕組みです。前述の2つに比べると、特典のお得度・取得条件は厳しめです。とはいえ、近くにジョイフルがある方なら、やる価値は十分あるでしょう。なお、アプリそのものについては、来店スタンプを完全自動付与するためのGPS権限周りがクセ強めなので、気になる方はご注意を。
今回紹介したアプリは、歩数のカウントに全て「Google Fit」が利用されています。ですので、個別アプリから「カウント開始」ボタンを押すような手間なく、それでいて確実にバックグランドで計測され続けるので、実用性はかなり高いと言えます。ぜひ一度試してみてください。