みんなのケータイ

ICカードコレクションを使い切ろう

【iPhone SE(第2世代)】

 2020年も残りわずか。皆様はもう大掃除を終えられましたでしょうか。筆者は全然進んでいません。

 そんな中、ふと思い出したのが、筆者のICカードコレクション。

交通系ICカードコレクションの一部

 旅行好きな筆者は、旅先でよく「地元の交通系ICカード」を入手して帰ります。全国での相互利用が始まる前は、各社や各地域ごとで共通利用できるだけのところが多く、その土地のICカードしか使えない場所がありました。

 だからというわけでもなかったのですが、筆者は旅先でその土地の交通系ICカードを入手しては持って帰りを繰り返し、気づけばICカードだらけになってしまいました。

 年末ということもあり、どのカードにいくら残高が残っているかを調べるべく、片っ端から駅の券売機に突っ込むことも考えましたが、それではご迷惑ということで、今回はハルキゲニアの「マルチICカードリーダー」アプリを利用して、残高を確認してみました。

「マルチICカードリーダー」アプリ。かんたんにICカードの残高がわかる便利なアプリ

そこそこ残っている残高

 使い方はかんたん。Felica対応のiPhoneでアプリを起動し、読み取り画面になったらiPhoneをICカードに重ねるだけ。

 トップバッターは、旧デザインのICOCA。現行デザインはICOCAのキャラクター「イコちゃん」があしらわれております。こちらは253円の残高。

ICOCAは253円

 なお、同アプリでは残高だけでなく直近の利用履歴も確認できます。多くの交通系ICカードは、最終利用から10年経過すると残高が無効になってしまうため、交通系ICカードコレクターには便利な機能。このICOCAも、最終利用日が2013年なので、そろそろ使い切らないといけません。

 次にスキャンしたのは「りんかいSuica」。東京臨海高速鉄道のSuicaということですが、Suicaと特に変わった使い方ができるわけでもないのですが、こちらは590円の残高がありました。

 その後いくつか調べていくうちに、300円とか250円とか、結構残高が残っていることが判明。次回出かけるときは、半端なICカード残高を使い切る旅に出ることにします。

かざすだけでスキャン完了
りんかいSuicaは590円。ちょっとしたところに行ける
PASMOは45円。お菓子ぐらいは買えそう?
TOICAは300円。今は名古屋に行かなくても東京で使える時代

ICカードは強い

 今回利用した「マルチICカードリーダー」アプリは、交通系ICカードだけでなく、楽天EdyのようなプリペイドICカードの残高も確認できます。

 ICカードコレクションの中には、もはや何のカードかわからなくなったICカードも出土し、せっかくなので残高を計測してみることにしました。

 読み取れないかも……と思いましたが、しっかり読み取り、結果はなんと700円も残高がありました。

Edyも昔のロゴのまま。こんなにボロボロでも700円分買い物できます

 今年の年末、皆様もお手持ちのICカードコレクションの残高を見直してみてはいかがでしょうか!!! (←部屋の掃除はどうした)