スタパ齋藤のApple野郎
Apple界隈の話題いろいろの新連載!! iPhoneのリーダーライター機能をご紹介
2020年1月8日 06:00
本日から始まった新連載「スタパ齋藤のApple野郎」。Apple関連の身近な話題をアレコレと特集していくので、ぜひよろしくご愛読を!! なお、更新頻度は1カ月に3回程度で、水曜日に更新する予定となっております〜。
iPhoneの弱点はおサイフケータイ非対応
で、1回目の話題は、消費税引き上げに伴って開始された「キャッシュレス・ポイント還元事業」関連。クレジットカードや電子マネーで支払いをすると2%や最大5%のポイント還元が受けられるというアレ。2020年6月までの制度なので、とりあえず今のうちにキャッシュレスで支払ってお得に買物をしよう!! てなわけですな。
だからiPhoneでモバイル電子決済!! とイキたいところだが、いわゆるコード決済はともかく、電子マネーはどうだろうか。iPhoneはおサイフケータイには非対応。iPhone 7以降ならApple Payが使えるので、SuicaとiDとQUICPayは使えるものの、楽天EdyやWAONやnanacoは使えない。ぶっちゃけた話、各種電子マネーを使い分けてポイント二重取り三重取りなどを狙うなら、やっぱり幅広い電子マネーを使いたいわけだが、iPhoneだとソレができにくい状況。
ちなみに、Suicaなどの電子マネーカードにはFeliCa(フェリカ)というソニーの非接触型ICカード技術が使われている。iPhone 7以降もコレに対応。なのでSuicaとして使えるiPhoneなら、同じFeliCa採用の楽天EdyやWAONやnanacoも技術的には使えるハズなのだが……巨大企業Appleと同じく巨大企業JR東日本の囲い込み戦略モゴモゴなのか、Androidで使えるおサイフケータイのように多種多様な電子マネーを使えるようにはなっていない「残念なiPhoneの電子マネー事情」なのであった。
でもですね、iPhoneは電子マネーを使うのに、なかなか便利だったりもするんスよ。どういうふうに?
iPhoneで電子マネー残高を調べてゆきたい!!
iPhone 7以降で使える電子マネーはSuicaとiDとQUICPayだけ。楽天EdyやWAONやnanacoは使えないなんて話になんねぇゼ!! とは言ったものの、でもまあそれなら物理的な電子マネーカードで楽天EdyやWAONやnanacoを使えばいいじゃない〜!! と。
ていうか俺は実際そうしており、実はSuicaも物理的なカードのほうを使うことが多かったりする。こう見えても、そーんなに常時スマホを手に持っているヤツではなく、カードを1枚ペッとかざすほうが気楽で好きなのである。
そんな物理的電子マネーカードユーザーにとって、FeliCa搭載のiPhone 7以降端末は、なかなか役立ってくれる。というのは、iPhone単体で電子マネー残高を調べられるからだ。
実は……っていうか周知の事実だが、iOS 13から「iPhone単体でFeliCaの読み書きが可能」になった。iOS 13は2019年9月20日(日本時間)にアップデート提供開始なったが、それ以降、サードパーティ製の「電子マネー対応のICカードリーダー」といったアプリが多々登場している。iOS 13をインストールしたiPhone 7以降のiPhoneにそういうアプリを入れれば、iPhoneで電子マネーカード残高をチェックできるというわけだ。↓こんな感じで。
運転免許証やマイナンバーカードも読めるヨ!!
ややオマケな感じだが、運転免許証やマイナンバーカードの内容を読めるアプリも存在する。読んでどうするの? ってのもあるが、読めるものはゼヒ読んでゆきたい!!
あと、マイナンバーカードと「マイナポータルAP」アプリを使うことで、電子申請などを行えるポータルサイト「マイナポータル」へのログインや手続きをiPhoneから行える。マイナポータルをより手軽に使えるようになるわけですな。
あ〜読めるんだね〜!! オモシロイね〜!! ってくらいの感じだろうか。ともあれ、こんなような話題&雰囲気で進んで行く新連載なので、以降もぜひよろしくお願いいたします〜。