みんなのケータイ

Oreoとかテザリングとか色々あったけどGear IconX購入

【Galaxy S8 SCV36】

書きたいお題は色々あるのですが、今回のメインは「Gear IconX」

 auでGalaxy S8 SCV36を使っている私ですが、3月は色々とトピックがありました。まず1つ目はAndroid 8.0アップデートの実施です。早速適用しまして、ピクチャー・イン・ピクチャーの挙動が想像していたのとやや違った点に面食らいはしたものの、「アイコンバッジ」の表示や通知設定が柔軟になったのが素直に嬉しいです。

 2つ目は、auの大容量パケットプランにおけるテザリング有料化に伴って、契約中のプランを変更しました。これまでは月6000円の「データ定額20(20GB)」でしたが、このままだと4月以降に月500円のテザリングオプション料金がかかってしまうので、月5000円の「データ定額5(5GB)」にしました。こちらだとテザリングオプション料金は無料とのこと。浮いた1000円分は、ドコモ系MVNOでモバイルWi-Fiルーターを新規契約する分に回そうかと思案中です。

 そして3つ目が本題。Galaxyシリーズの純正オプション的な位置付けにあるコードレスイヤホン「Gear IconX」を購入しました。色はグレー、お値段はAmazon.co.jpで2万3465円(税込)でした。

イヤホン部の本体。耳に装着して外側に露出する部分にはタッチパッドが内蔵されており、スワイプによる音量調整などが可能。また。その反対側には充電端子やタッチセンサー(黒い部分。これで装着状態を判別しているようです)が見えます
充電ケースの内部。イヤホンをこのケースの中に置いて、充電ケースのフタをカチっとしめるとそこで始めて充電がスタートします

 購入の理由ですが、まずこの半年に渡ってGalaxy S8を使ってみて「あ、これはもう次もGalaxy S9なり、その次のモデルなり買うな」という心境に達したことが大きいです。Gear IconXはあくまでBluetooth接続だから様々なスマホで使えるとは言え、やはりサムスン製品どうし統一しておきたいのが人情。ここでGear IconXを買っても無駄にはならないと判断しました。

充電ケースの端子はUSB Type-C

 充電端子がUSB Type-Cだったのも個人的にはプラス。できればもうmicroUSBとはお別れしたいと思っておりまして……(余談ですが、単体デジカメも端子のType-C化が進んだら買い替える計画です)。逆に、内蔵4GBメモリーによるイヤホン単体での音楽再生機能はまったく重視しませんでした。

 さて、実際に装着してみますとなかなか快適。耳の穴に直接挿すイヤーチップ部分、耳の凸凹にひっかけて固定するためのウイングチップはそれぞれ3種類ずつ同梱されているので、この組み合わせで装着感をさらに追求できます。

 実は以前に一度、別メーカーの完全コードレスイヤホンを使っていたのですが、そのモデルは片耳側にしか音声・通話コントロール用のボタンが付いていませんでした。それがGear IconXだと両耳からタッチパッド操作可能、かつ音量の上下もそのパッドの上下スワイプでできるので、これでもうかなり感激してしまいました。

Gear IconXの接続を管理する「Gear Manager」アプリ。Galaxy S8にはプリインされてますが、Google Playストアでも配信されています

 そしてもう1つ、その以前使っていた製品との対比では、動画と音声の音ズレが大幅に緩和していたのがなにより嬉しい。以前の別モデルでは、YouTube動画などを見ていると、話者の唇の動きに対して音の聞こえ方が0.5秒~1秒程度遅く、とても正視できませんでした。

 それがGear IconXだとまったく問題ない。いやもちろん数ミリ秒といった単位でのズレはあるのでしょうが、個人的な体験歴でいえば、その改善ぶりは本当に感動するレベルだったのです。YouTubeもニコニコ動画もスイスイ。これはまぁ本当に極端なケースだとは思いますが、もし動画を見ていて何か違和感を感じたとき、イヤホンを疑ってみるのも1つの手でしょう。

 完全コードレスイヤホンは今とにかく数が増えていて、それだけにオーディオ素人の私は「だいたいどれも同じなんだろうなぁ」と考えていました。しかし、実際に買って試すと、いやこれは中々に違いがある。中心価格帯が1~2万円前後なので年柄年中買い替えるわけにはいきませんが、それでも各社の製品展開には注目していきたいですね。