筆者は相当多汗？ 突然表示された「水分が検出されました」

筆者がこよなく愛するスマートフォン「Galaxy Feel SC-04J」

　以前の記事にも書きましたが、筆者は今年の6月中旬にメイン端末を「Galaxy Feel SC-04J」に変更しました。それから今に至るまでの5カ月弱、特段何の問題もなく使ってきました。

　先日、編集部で作業する際にパソコンとGalaxyをmicroUSBケーブルで接続したところ、いつもなら画面左上の電池アイコンに表示されるはずの「稲妻マーク」と、「メディアファイルを転送」などの「USBの使用」のポップアップが表示されなくなってしまいました。それとほぼ時を同じくして、画面下半分にデカデカと表示されたのが、「水分が検出されました」との文字。筆者は驚きのあまり、目を丸くしてしまいました。

　思えば、夏の雨の日という高温多湿な環境でも、モバイルバッテリーからエネルギーがGalaxyにチャージされていました。また、お風呂の中でYouTubeを鑑賞した際も、何の悲鳴もあげず、最適な娯楽環境を提供してくれました。そんなGalaxy Feelでしたが、ここにきて、突然嘆きの声を発してしまいました。

いつもならば、USB転送やテザリングについて通知欄に表示されるはずが……

画面下部に「水分が検出されました」と表示され、給電やデータ転送が全くされず

　エラーを発した日は、「このままでは乗りたい電車に乗れないかもしれない！」と、筆者の自宅から最寄り駅までのおよそ7分、交通マナーを守りつつ自転車を急いで漕ぎました。そして、駐輪場から駅のホームまではおよそ3分、そこはゆっくりと歩きました。ですが、このとき少々装着していたクリアケースが、自宅内と外の寒暖差による結露のように露がかっていましたのを筆者は確認しました。今考えれば、そのような状態になるほど汗をかいていたとも取れます。

　最寄り駅から編集部オフィスに到着するまでの約50分、いつもと同じようにTwitterの投稿、閲覧やブラウジング、radikoアプリでラジオを聴取しましたが、動作にはなんの問題もありませんでした。そのような端末の状態で表示されたのが、先に記した「水分が検出されました」との文言でした。故障したのかと思い、数回USBケーブルを抜き差ししてみましたが、すぐに表示が消えることはありませんでした。ひとまず放置して15分ほど経過したあと、再びケーブルを接続してみました。すると、なんと充電・データ転送ともに正常に行えるではありませんか……！ どうやら、自然に水分が乾燥されたようです。

　いきなりエラー表示が出るほどの筆者の発汗量に驚くとともに、Galaxy Feelのフェールセーフの設計思想に深く感心した出来事でした。