スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
ナニゲに便利なナースウォッチ
2018年1月17日 06:00
ナースウォッチってなに?
何を隠そう、看護師でも医療関係者でもないのに、ナースウォッチを使用している筆者です。ナースウォッチ、ナニゲに非常に便利な時計なんです。たとえば……って話の前に、まず「ナースウォッチとは何か?」についてちょっとご説明。
名前のとおり、看護師が使う時計です。まあ看護師限定ってわけではないと思いますが、医療の現場で使うのに都合が良い形と機能性を備えています。セイコーのナースウォッチ「SVFQ003」(公式ページ)を例に、どういうモノなのか見てみましょう。
といった感じで、基本的には白衣に留めて使うナースウォッチ。病院によっては腕時計は使用禁止だそうです。腕時計だと、ケア時に患者に時計が当たって傷付けたり、腕時計バンドが感染源になったり、いろいろ不都合があるそうです。また、看護師など医療従事者は、手を(手首のほうまで)洗う回数が多いため、腕時計は邪魔になりがち。しかし、看護師など医療従事者は、たとえば患者の脈拍や呼吸数を測ったり、点滴の輸液滴下数計算をしたりと、秒針がある時計が必需品。
そんなわけで、白衣に直接装着でき、業務上邪魔にも不都合にもならないナースウォッチが使われるそうです。着衣に留められて、文字盤を覗き込めば時間がわかる独特のスタイルのナースウォッチは、医療現場の必要性から生まれたプロ向けの時計というわけです。
ナースウォッチは普通の人が使っても便利!
医療現場向けのナースウォッチですが、普通の人が使ってもナニゲに便利です。どういうふうに便利なのか? 単純明快に「衣服に装着して視線をやるだけで時間がわかる」というのがヒジョーに便利なんです♪
寒い時期だと、たとえば上着の袖が長かったり厚かったりして、腕時計をなかなか露出させられなかったりします。スマートフォンなどで時間を確認するにも、手袋をしていたりすると取り出しにくいですね。でもナースウォッチなら袖や手袋が支障になることはありません。では、ナースウォッチではなく、懐中時計(ポケットウォッチ)や時計ホルダーはどうでしょう?
といった感じで、ほかの時計やグッズでも、ナースウォッチと似たような使い方をできなくはないんですが、「衣服に装着して使う」にはちょっと違和感があります。服に着けて使うならナースウォッチがやっぱりイイですね~。
服に時計を装着しておくと、前述のように冬場に便利なのに加え、両手が塞がっていても時刻を知ることができ、胸ポケットの上あたりに装着しておけば必要に応じてポケット内にしまえたりもして、なにかと実用的です。アクセサリー感覚で使っても愉快。オススメです。
こんなナースウォッチがある
市場には、案外た~くさんのナースウォッチがあります。Amazonあたりで検索すると、数百円のものからお高いものまで多数ヒットします。ともあれ、ここでは、手持ちのナースウォッチを3点ご紹介しましょう。どれも気に入っているものです。
これらのナースウォッチには「簡易脈拍計算尺(パルスメーター)」が備わっています。12時や6時などの位置に秒針がきたときから脈を数え始め、脈が特定回数(時計によって異なる)に達したときに秒針を見れば、一分間の脈拍(心拍数)がわかるというものです。セイコーの「SVFQ003」を例に「簡易脈拍計算尺」の使い方を見てみましょう。
簡易脈拍計算尺、おもしろ~い! 早速キミもナースウォッチを衣服に付けて、右手の指で左手首を押さえて、脈を数えてみよう! 同時にナースウォッチの簡易脈拍計算尺を見るんダ! ほらネ! 両手が塞がっていても文字盤を見られるし、心拍数を短時間でカウントすることがデキちゃうんダ! 凄いぞナースウォッチ! 欲しいぞナースウォッチ! みたいにオモシロがれるというわけです。
ともあれ、ちっちゃくてカワイクて簡易脈拍計算尺も付いていて、フツーの人が使ってもナニゲに便利なナースウォッチ。ご興味があればぜひ使ってみてください。服に装着して使うのにオススメの品は、軽くて薄くて文字盤が裏返らないセイコーのやつで~す♪