山根康宏の「言っチャイナよ」
鉄腕アトムスマホ登場やOPPOとHonorの中心モデルがフルチェンジ
2022年6月10日 00:00
2022年5月に発表・発売された5Gスマートフォンは24機種だった。内訳はシャオミ3機種、Honor 4機種、OPPO 3機種、realme 1機種、vivo 6機種、ZTE 2機種、その他メーカー 3機種。
OPPO「Reno8」シリーズ、Honor「HONOR 70」シリーズと、両者がメインラインに据えているミドルハイレンジモデルをリニューアルし、3機種ずつを発表した。シャオミはRedmi Noteシリーズを拡充、鉄腕アトムのキャラクターを使ったモデルも投入している。ZTEはアンダーディスプレイカメラの第3世代製品をリリース、vivoは今月もマイペースながら6機種と最多数を発表している。
割り切り性能のミドルレンジ5G機「realme V23」
realmeの低価格モデルVシリーズの中で、スペックをやや引き上げたモデルが「realme V23」。カメラは実質4800万画素の1つを撮影用とした割り切り設計だが、チップセットはメディアテックのミドルレンジ向けを搭載し性能を高めた。ハイレゾオーディオ対応でゲームや音楽再生にも強い。背面仕上げも上質だ。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月2日 |
価格 | 1699元(約3万3000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 810 |
ディスプレイ | 6.58インチ(2408×1080)、90Hz |
リアカメラ画素数 | 4200万+800万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh、33W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 163.8×75.1×8.1mm、190g |
1000元台で買えるゲーム&AV強化スマホ、vivo「iQOO Neo6 SE」
vivoのゲーミングモデルiQOOシリーズの中で価格を下げながらもポイントとなる性能はしっかりカバーしたモデルが「iQOO Neo6 SE」である。上位モデル「iQOO Neo6」はSnapdragon 8 Gen 1を搭載したハイスペックモデルだったが、こちらは870 5Gとし、カメラ性能も若干引き下げた。
しかし最大1200Hzの画面タッチ感度や冷却システム強化、密閉式スピーカーは有線、無線ともハイレゾオーディオに対応するなどゲームやAV機能への強さは変わらない。なおグローバルではこのモデルが「iQOO Neo6」として販売される(中国版iQOO Neo6とは同じ名称だが異なるモデルとなる)。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月6日 |
価格 | 1999元(約4万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 870 5G |
ディスプレイ | 6.62インチ(2400×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4700mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 163.0×76.16×8.54mm、190g |
1億画素カメラ搭載のカメラフォン、ZTE「AXON 40 Pro」
ZTEのフラッグシップモデルAXONシリーズが2022年モデルから一新された。1億800万画素カメラを搭載する超高画質モデルが「AXON 40 Pro」。前モデルの6400万画素から大幅に画素数を引き上げた。またディスプレイのリフレッシュレートは144Hzとなり動作も機敏となっている。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月9日 |
価格 | 2998元(約5万9000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 870 |
ディスプレイ | 6.67インチ(2400×1080)、144Hz |
リアカメラ画素数 | 1億800万+800万超広角+200万マクロ+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、66W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 162.9×72.9×8.46mm、199g |
3世代目の画面下カメラ搭載のポートレートカメラモデル、ZTE「AXON 40 Ultimate」
アンダーディスプレイのフロントカメラ搭載モデルの3世代目となるZTEの「AXON 40 Ultra」は、背面カメラも6400万画素を3つ搭載する高性能なカメラフォンとして生まれ変わった。
1600万画素のフロントカメラはディスプレイ上からもその存在がほとんど見えず、カメラ起動時のみパンチホールが現れ撮影可能となる。メインカメラは広角を搭載せず、35mmポートレート、16mm超広角、91mm望遠(ペリスコープ式5.7倍、対26mmで3.5倍)という組み合わせで、こちらも人物撮影を重視した設計だ。ディスプレイの解像度が一般的なフルHD+より若干高く、144Hzに対応する。メモリーとストレージは最大16GB+1TBモデルも用意された。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月9日 |
価格 | 4998元(約9万1000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
ディスプレイ | 6.8インチ(2480×1116)、144Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+6400万超広角+6400万ペリスコープ3.5倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1600万(アンダーディスプレイ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 163.2×73.5×8.4mm、204g |
ファーウェイ「Mate 40」の実質アップグレード機、TD Tech「M40」
ファーウェイからライセンスを受けたモデルを展開しているTD Tech(鼎橋通信技術)の最新モデル「M40」は、ファーウェイ「Mate 40」のカメラ性能を高めた5Gモデル。M40という名前もMate 40をイメージさせる。OSはファーウェイと同じHarmonyOS 2を採用した。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月10日 |
価格 | 3999元(約7万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 1000+ |
ディスプレイ | 6.5インチ(376×1080) |
リアカメラ画素数 | 6400万+6400万超広角+6400万ペリスコープ3.5倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1300万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 4200mAh、40W充電(有線)、40W充電(無線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n28 (UL: 703-733MHz、DL: 758-788MHz)、n38、n40、n41、n77、n78、n79 |
サイズ | 158.6×72.5×8.8mm、188g |
中国キャリアモデルが価格を下げて登場、中国電信「Maimang 11 5G」
中国キャリア、China Telecom(中国電信)ブランドのスマートフォンは「Maimang(麦芒)」ブランドで展開。2021年はMaimang 10シリーズが投入されていたが、2022年に世代が変わり「Maimang 11 5G」が発表された。ディスプレイ解像度はHD+と低いものの、6000mAhの大容量バッテリーを搭載する。背面のデザインもだいぶあか抜けてきた。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月10日 |
価格 | 1799元(約3万6000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 700 |
ディスプレイ | 6.75インチ(1600×720) |
リアカメラ画素数 | 4800万+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 6000mAh、22.5W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n38、n41、n77、n78 |
サイズ | 168.3×77.6×8.98 mm、199g |
Honorから登場、約2万円の激安5Gスマホ「HONOR Play 30」
先に上位の「Plus」モデルが発売されていたHonorの低価格品である「HONOR Plya 30」は1099元というHonorの中でも一番安い価格で登場。チップセットはSnapdragon 480+を搭載し、カメラは1300万画素のみというシンプルな構成。4G格安モデルからの乗り換えユーザー獲得を目指す。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月14日 |
価格 | 1099元(約2万2000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 480+ |
ディスプレイ | 6.5インチ(1600×720) |
リアカメラ画素数 | 1300万 |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB、8GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 163.66×75.13×8.68mm、194g |
ゲーミング向けの高コスパモデル「OnePlus Ace Race」
150W充電で世間を驚かせたOnePlusの「OnePlus Ace」の派生モデルが「OnePlus Ace Race」。Raceはゲーミングを意識したネーミングであり、OnePlus Aceよりバッテリー容量を若干アップ(ただし充電は67W)、ゲーミングPCのRazerスタイルのソフトキーボードも搭載、さらにカメラは6400万画素と高画質化した。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月14日 |
価格 | 1999元(約3万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8100 Max |
ディスプレイ | 6.59インチ(2412×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh、67W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 164.3×75.8×8.7mm、205g |
vivoのセルフィーモデルが方向転換した「S15」
vivoのSシリーズはフロントカメラ性能を強化したセルフィーモデルだが、「S15」は2021年12月発売の「S12シリーズ」の後継機ながらスペックダウンした派生モデル。
フロントカメラはS12のデュアルからシングルへと変更になった。またS12シリーズは1億800万画素カメラを搭載したがそれも変更されグレードダウン。より手軽に買えカジュアル間隔で使えるファッション端末を目指しているようだ。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月19日 |
価格 | 2699元(約5万4000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 870 5G |
ディスプレイ | 6.62インチ(2400×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、67W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41(2515-2675MHz)、n77、n78 |
サイズ | 161.09×74.31×7.99(黒)、8.08(青、金)mm、197g(黒)、198g(青、金) |
カメラ性能とゲーミング用途を両立した欲張りモデル「vivo S15 Pro」
「S15」の性能を強化したモデルが「S15 Pro」。カメラセンサーはソニー「IMX766」を搭載し、広角カメラはマクロ撮影にも対応する。vivo独自のゲームに特化したディスプレイチップも内蔵している、80W高速充電は18分で70%の充電が可能となっており、ゲーミングにも対応した製品として販売される。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月19日 |
価格 | 3399元(約6万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8100 |
ディスプレイ | 6.56インチ(2376×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+1200万超広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 158.9×73.52×8.55mm、188g |
長時間利用をウリにしたベーシックモデル「vivo Y72t」
基本スペックを最小限としたvivoの「Y72t」は6000mAhの大容量バッテリーを搭載し、低いスペックのCPU搭載により音楽再生時160時間、動画視聴20時間、ゲーム13時間、そして最大待ち受け35日を可能にしたバッテリー重視のモデル。カメラはメインに5000万画素を搭載しながら1399元の価格に抑えられている。なおスペックを高めたモデルとして今月「T2x」も発売になった(後述)。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月22日 |
価格 | 1399元(約2万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 700 |
ディスプレイ | 6.58インチ(2408×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 6000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1、n5、n8、n28A、n41、n77、n78、NSA : n41、n77、n78 |
サイズ | 163.87×75.33×9.17mm、199.8g |
OPPOのメインライン2022年モデル「Reno8」
OPPOのメインモデルとなるRenoシリーズが半年ぶりにモデルチェンジされ、今回も無印、Pro、Pro+の3モデルが登場した。
共通仕様として80W急速充電やフロントカメラにソニーIMX709を搭載、カメラまわりは上位モデルFind X5シリーズ同様、背面となめらかにつながったデザインとしている。「Reno8」はシリーズ中のベーシックモデルとなり、5000万画素カメラは1つ搭載。3D冷却機構により本体の放冷性能も高めた。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月23日 |
価格 | 2499元(約4万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 1300 |
ディスプレイ | 6.43インチ(2400×1080)、90Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+200万マクロ+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 160×73.4×7.67mm、179g |
Snapdragon 7 Gen 1とMaliSilicon X搭載のOPPO「Reno8 Pro」
OPPO Reno8シリーズ中核モデルの「Reno8 Pro」はNPUに自社開発のMaliSilicon Xを搭載、チップセットもSnapdragon 7 Gen 1を業界初採用することでミドルハイレンジながらも高速なAI写真処理を可能にした。光沢感と滑り止め効果のある背面処理は美しい輝きの表情も見せる。カメラはReno8には無かった超広角も搭載した。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月23日 |
価格 | 2999元(約5万9000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 |
ディスプレイ | 6.62インチ(2400×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 161.0×74.2×7.53mm、188g |
高速チップ搭載の上位モデル、OPPO「Reno8 Pro+」
OPPO Reno8シリーズ最上位モデルが「Reno8 Pro+」。Reno8 Proと同じカメラ構成で、チップセットはDimensity 8100 Maxを搭載するハイスペックな製品。こちらも画像処理用にMaliSilicon Xも搭載。ディスプレイは6.7インチとやや大型化されパンチホールカメラは上部中央に位置する。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月23日 |
価格 | 1999元(約3万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8100 Max |
ディスプレイ | 6.7インチ(2412×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n41、n77、n78 |
サイズ | 164.3×75.8×8.7mm、205g |
シャオミがRedmi Noteシリーズを拡充、格安モデル「Redmi Note 11SE」登場
Redmiシリーズは「Redmi」と上位の「Redmi Note」の2系列があるが、この「Redmi Note 11SE」はNoteシリーズながら1099元という低価格を実現するためにコストをぎりぎりまで下げたモデル。ベースはインドなどで販売中の「POCO M3 Pro 5G」で、トリプルカメラの同モデルからマクロカメラを取り除いた。また5G通信モデムもSAで3バンド、NSAで2バンドと対応は最小限になっている。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月25日 |
価格 | 1099元(約2万2000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 700 |
ディスプレイ | 6.5インチ(2400×1080)、90Hz |
リアカメラ画素数 | 4800万+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB、8GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1、n41、n78、NSA : n41、n78 |
サイズ | 161.81×75.34×8.92mm、190g |
144Hz駆動ディスプレイ搭載のミドルレンジ、シャオミ「Redmi Note 11T Pro」
2021年11月発売の「Redmi Note 11T 5G」の上位モデルで、ディスプレイのリフレッシュレートを144Hzにアップ、カメラも6400万画素と高画質化し、バッテリー充電速度も67Wに速めた。バイブレーション機能も高めゲーミング用途も意識している。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月25日 |
価格 | 1799元(約3万6000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8100 |
ディスプレイ | 6.6インチ(2460×1080)、144Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 5080mAh、67W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n38、n41、n77、n78 |
サイズ | 163.64×74.29×8.87mm、200g |
鉄腕アトムモデルもある120W急速充電スマホ、シャオミ「Redmi Note 11T Pro+」
Redmi Note 11T Proの基本スペックはそのままに、シャオミ最大の急速充電出力120Wに対応するモデルが「Redmi Note 11T Pro+」。バッテリー容量は4400mAhと若干落としつつも10分で50%、19分で満充電が可能だという。
鉄腕アトムコラボモデル「Redmi Note 11T Astro Boy Limited Edition」はボディー背面にアトムのイラストが刻印され、専用パッケージ内には専用カバーやステッカーなどが同梱される。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月25日 |
価格 | 2099元(約4万2000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8100 |
ディスプレイ | 6.6インチ(2460×1080)、144Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 5080mAh、67W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1、n3、n5、n8、n28A、n38、n41、n77、n78 |
サイズ | 163.64×74.29×8.9mm、198g |
vivoの基本機能モデルが2か月でマイナーチェンジした「vivo Y33e」
2022年3月に発売した「Y33s 5G」を早くもマイナーチェンジしたモデルが「Y33e」。vivoはこの手のモデルチェンジも多く年間投入新機種数も他社をうわ回る。Diensity 700搭載、1300万画素カメラ、ディスプレイ解像度HD+とベーシックな性能。Y33s 5Gは3色のカラバリがあったが、Y33eは2色のみ。メモリ構成も4GB+128GBモデルだけとシンプルにした。NR対応周波数もY33s 5Gより少なくなっている。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月28日 |
価格 | 1399元(約2万8000円) |
チップセット | MediaTek Dimensity 700 |
ディスプレイ | 6.51インチ(1600×720) |
リアカメラ画素数 | 1300万+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh、18W充電(有線) |
5G NR対応バンド | SA : n1、n28A、n41、n77、n78、NSA : n41、n78 |
サイズ | 164×75.84×8.25mm、185g |
144Hz画面に大容量高速充電バッテリーを搭載した「vivo T2x」
オンラインで販売されているvivo Tシリーズ、2021年は「T1」シリーズが展開されていたが、2022年は「T2」と数字が繰り上がり、「T2x」が今月発売になった。
基本スペックは今月発表の「Y72t」と同等で、チップセットがDimensity 1300に、6000mAhバッテリーは44W充電に対応することでより高速に充電が可能だ。ディスプレイのリフレッシュレートも144Hzとかなり高速化されている。なお両者のカメラ周りのデザインは異なっており、ボディは別設計だ。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月29日 |
価格 | 1699元(約3万4000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 1300 |
ディスプレイ | 6.58インチ(2408×1080)、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 6000mAh、44W充電(有線) |
5G NR対応バンド | SA : n1、n5、n8、n28A、n41、n77、n78、NSA : n41、n77、n78 |
サイズ | 163.87×75.33×9.21mm、202.8g |
Honorのメインモデルが高デザイン化で生まれ変わった「HONOR 70」
2021年12月に登場したHONOR 60シリーズの後継となる、Honorのメインモデルが3機種揃って登場。「HONOR 70」はベーシックモデルながら5000万画素クラスのカメラを2つ搭載、メインカメラはソニー「IMX800」を初搭載している。カメラは横画面で録画中も、主人公部分を縦に切り取って縦動画でも撮れるなどSNSを意識した設計。超広角カメラは2.5cmまで寄れるマクロ撮影にも対応した。これらすべての性能も3機種共通である。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月30日 |
価格 | 2699元(約5万4000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 778+ 5G |
ディスプレイ | 6.67インチ(2400×1080)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5400万+5000万超広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4800mAh、66W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 161.4×73.3×7.91mm、178g |
フロントも5000万画素カメラ搭載の中核モデル、Honor「HONOR 70 Pro」
HONOR 70のカメラ性能を高めたHonorが一押しするスマートフォンが「HONOR 70 Pro」だ。カメラは5400万画素+5000万画素に加え800万画素の3倍望遠を搭載。さらにフロントにも5000万画素カメラを採用した。ディスプレイ解像度を高めたほか、高速充電は100Wとし満充電時間はわずか16分とのこと。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月30日 |
価格 | 3699元(約7万4000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8000 |
ディスプレイ | 6.78インチ(2652×1200)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5400万+5000万超広角+800万ペリスコープ3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4500mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 163.9×74.6×8.18mm、192g |
Honorが力を入れたミドルハイレンジの最高峰「HONOR 70 Pro+」
「HONOR 70 Pro+」は「HONOR 70 Pro」のチップセットを上位モデルに入れ替えたHonorの中核モデルの中で最上位に位置する製品。Dimensity 9000を搭載し、トリプル5000万画素級カメラなどの性能はそのまま搭載する。本体サイズや重量にも変わりはない。価格は600元(約1万2000円)高価だがチップのパワーアップはそれ以上の価値があるという。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2022年5月30日 |
価格 | 4299元(約8万6000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9000 |
ディスプレイ | 6.78インチ(2652×1200)、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5400万+5000万超広角+800万ペリスコープ3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB |
バッテリー | 4500mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 163.9×74.6×8.18mm、192g |