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「AirH" Card」か「C@rdH"64 petit」か、それが問題だ
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DDIポケットの定額サービス対応端末
モバイルに適した通信インフラストラクチャとして支持されてきたPHS。なかでもDDIポケットのH"は、途切れくい品質と広いエリアで、モバイルのヘビーユーザーにも人気が高い。そんな中、DDIポケットは新たに、定額、もしくは準定額でデータ通信が利用できる「AirH"」という新しいサービスを開始した。その対応端末第1弾となる「MC-P300」を入手することができたので、先月発売された「C@rdH"64 petit CFE-01」ともにレポートをお送りしよう。
モバイルのスタイルさまざま
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NECインフロンティア「C@rdH"64 petit」(上)とセイコーインスツルメンツ「AirH" Card MC-P300」(下)
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ほんの数年前まで、一般ユーザーにはあまり現実感がなかったモバイルコンピューティングだが、最近ではカフェなどでノートPCやPDAを利用する人を見かけることも多くなり、一般ユーザーにも浸透してきたことを実感させる。モバイルに適した通信インフラストラクチャとして、高い支持を得ているものと言えば、やはり、PHSだろう。64kbpsという高速なデータ通信のパフォーマンス、1分10円を基本とする通信コスト、ノートPCやPDAに適したデータ通信カード一体型PHSの提供など、モバイルに必要な条件は整っている。
今回紹介する製品は、DDIポケット向けに提供されているデータ通信カード一体型PHSの2機種だ。定額及び準定額サービス「AirH"」が利用できるセイコーインスツルメンツ(以下、SII)製「MC-P300」、CF Type2サイズのNECインフロンティア製「C@rdH"64 petit CFE-01」は、いずれも先月から今月にかけて発売された製品で、なかなか好調な売れ行きを示しているという。DDIポケット向けにはノートPCにH"の機能を内蔵する「H"IN」も提供されており、今回の2製品の登場によって、さらに幅広い環境に対してデータ通信のソリューションを提供できたことになる。
また、MC-P300の発売と同時に、DDIポケットでは定額及び準定額のデータ通信向け料金プランを発表している。月額5800円で25時間まで利用できる「ネット25」、完全定額になる「つなぎ放題コース」の2つだ。PHSの定額サービスは、すでに一部の地域で提供されているが、全国レベルという意味では移動体通信初の料金プランであり、今後のPHSの行く末を占う上でも非常に重要な意味合いを持つ。
記者説明会でも触れられたことだが、地域によってはAirH"の「つなぎ放題コース」が初めての定額インターネット接続サービスになるところもある。フレッツ・ISDNやADSL接続サービス、CATVインターネットなど、インターネット接続を定額で利用できるサービスが続々と増えているが、その多くは都市圏が中心であり、郊外などではフレッツ・ISDNですら、契約できない地域も多い。AirH"はそういった意味でも存在意義のあるサービスと言えそうだ。
ただ、ユーザーの視点から見れば、果たしてどの料金プランが適当なのか、どの製品を選べばいいのかなど、迷いがある部分も否定できない。同じPHSではNTTドコモのP-in Comp@ctも好調な売れ行きを示しており、これからモバイルを始めようと考えているユーザーにとってはこれも迷う対象になる。それぞれの製品の実際の使い心地や損得勘定なども踏まえながら、各製品を見てみよう。
待望のCF Type2サイズ「C@rdH"64 petit CFE-01」
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NECインフロンティア/DDIポケット『C@rdH"64 petit CFE-01』。サイズ:約51.0(W)×5.0(H)×42.8(D)mm、16g。CF Type2準拠。PIAFS 2.2対応
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今年6月1日、日通工から社名を変更したNECインフロンティアが販売するのが「C@rdH"64 petit CFE-01」だ。NECインフロンティアは、日通工の時代に「FREE SHOT」というユニークなPHSを販売した実績があるが、どちらかと言えば、企業のビジネスホンシステムなどで知られているメーカーだ。CFE-01はPIAFSの最新規格である「PIAFS 2.2」に準拠しており、CF Type2スロットに装着できるデータ通信カード一体型PHSだ。DDIポケットを支持してきたユーザーにとって、待望の商品のひとつと言われている。
CF Type2準拠のデータ通信カード一体型PHSとしては、すでにNTTドコモが松下通信工業製「P-in Comp@ct」を販売しており、アステルグループもほぼ同じ製品を一部の地域で販売している。ところが、DDIポケットのデータ通信カード一体型PHSは、PCMCIA Type2準拠の「CardH"64 MC-P200」しかなかった。ノートPCで利用するレベルであれば、PCカード型でも何ら問題はないが、昨年後半からCF Type2スロットを装備したPDAが増えてきており、DDIポケット向けのCF Type2準拠のデータ通信カード一体型PHSの登場が待たれていたわけだ。
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DDIポケット向け「C@rdH"64 petit CFE-01」(右)とNTTドコモ「P-in Comp@ct」(左)。いずれもCF Type2スロットに装着できるデータ通信カード一体型PHS
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「別に、データ通信をするんなら、P-in Comp@ctでいいんじゃないの?」と考えてしまうところだが、DDIポケットの64kbpsデータ通信サービスは同社のカバーする全エリアで利用できるのに対し、NTTドコモの64kbpsデータ通信のエリアは都市圏を中心に展開しているため、32kbpsでしか使えないエリアも多い。また、一概には比較できないが、DDIポケットとNTTドコモのPHSのエリアについても一般的にDDIポケットのエリアの方が広いとされている。
さらに、DDIポケットが採用するPIAFS 2.1は基地局の無線チャンネルの空きに応じて、データ通信速度が32/64kbpsで変化するのに対し、NTTドコモが採用するPIAFS 2.0は発信時に64kbpsか、32kbpsかを指定しなければならない。そのため、64kbpsで発信しても基地局に空きチャンネルがないときはリトライしなければならなかったり、32kbpsで接続後、基地局に空きチャンネルができても64kbpsに増速できないなどのデメリットがある。
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ノートPCやPocket PCだけでなく、ザウルスMI-E1/L1でも利用可能。ドライバも提供されたので、安心して利用できる
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CFE-01はCF Type2準拠のデータ通信カード一体型PHSとしては世界最小・最軽量を達成しており、アンテナなどの突起物もなく、デザイン的にも非常にスッキリとまとめられている。パッケージにはCFE-01本体の他、PCカードスロットに装着するときに利用するPCカードアダプタ、ユーティリティソフトが添付されている。対応機種については、Windows 95/98/98SE/Me/2000が動作するPC、Windows CE対応のハンドヘルドPC及びPocket PCとなっているが、ザウルスについてもMI-E1/L1用のドライバがシャープスペースタウンで公開されている。
ちなみに、ザウルスで上記ドライバをダウンロードするときなど、一時的に利用するのであれば、MI-E1/L1に標準で組み込まれている「モデムカード[TDK_DF56CF]」を接続機器として選択することで動作する。また、VisorのSpringBoard拡張スロット用には「Data Communication Card Adapter for C@rdH"64 petit」というアダプタが販売されており、「petit Checker」と呼ばれる電波状態を確認するツールが同梱されている。
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PCMCIAスロットに装着できるPCカードアダプタを標準で添付
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本体とともにケースに収められているが、PCカードアダプタを装着した状態ではケースに保管できない
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動作が確認されたPCやPDAの情報については、NECインフロンティアのホームページで公開されている。動作確認情報で気になったのは、Transmeta社製のCPU「Crusoe」を搭載した一部のPCで動作が不安定とされていることだ。今のところ、具体的な対策は明らかにされていないが、おそらくファームウェアのバージョンアップなどが行なわれる可能性が高い。いずれにせよ、購入時に動作確認情報をチェックすることをおすすめしたい。また、動作確認情報には掲載されていないが、筆者が確認した限りではNTTドコモのPocket PC「GFORT」やハンドヘルドPC「Sigmarion」でも問題なく使うことができた。
ユーティリティソフトについては、Windows 95/98/98SE/Me/2000上で動作するものが添付されており、同社のホームページでも公開されている。ただ、同じCF Type2準拠のP-in Comp@ctに比べ、設定項目が少なく、非常に地味な印象だ。必要十分条件は満たしているが、ユーティリティはデータ通信カード一体型PHSを使うユーザーにとって、直接、製品と向き合うインターフェイスに相当する。もう少し見栄えのするものでも良かったのではないだろうか。できることなら、ハンドヘルドPCやPocket PC、ザウルス向けにもぜひユーティリティソフトを提供して欲しいところだ。
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ユーティリティソフトの画面。非常にシンプルな印象だ。操作できる項目名や構成などがFMV-BIBLO LOOXのH"INのものに似ているのは、H"INモジュールもNECインフロンティアが開発したため
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気になる動作についてだが、Windows Me/2000環境で試したところ、ドライバは正しく組み込まれ、プロバイダにも問題なく接続できている。ただ、パフォーマンスについては今ひとつ安定しないという印象が残った。CF Type2という小さいサイズである上、電波状態も影響するため、一概には製品だけの責任とは言えないだろうが、64kbps接続中でもフルにパフォーマンスが出ないことが見受けられた。後述する「AirH" Card MC-P300」と比べた場合、その傾向ははっきりと出てくる。
また、料金プランについては、CFE-01がデータ通信専用(イヤホンマイク端子がない)であり、AirH"には対応していないことなどを考慮すれば、「データパック」や「データパックmini」などが適している。つまり、CFE-01はPDAなどでときどきインターネットに接続するライトユーザー向けの製品ということになりそうだ。
AirH"対応第一弾「AirH" Card MC-P300」
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セイコーインスツルメンツ/DDIポケット『AirH" Card MC-P300』。サイズ:約54(W)×13(H)×114(D)mm、48g。PCMCIA Type2準拠。PIAFS 2.2対応
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SIIはDDIポケット向けに「C@rdH"64 MC-P200」などを販売してきたメーカーとして知られている。今回発表された「AirH" Card MC-P300」は、DDIポケットが新たにサービスを開始する「AirH"」というサービスに対応しているのが特長だ。インターフェイスはPCMCIA Type2に準拠し、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000が動作するPC、Mac OS 8.5/8.5.1/8.6/9.0/9.0.4/9.1、Windows CE 2.11/3.0対応のハンドヘルドPCに対応する。Pocket PCについてはPCカードスロットを利用できる機種がほとんどないため、動作確認情報が公開されていないが、iPAQ Pocket PCの動作確認をぜひ公開してもらいたい。
パッケージにはMC-P300本体の他に、ソフトケースやユーティリティなどが同梱されている。MC-P300はイヤホンマイク端子を備えており、通話もできるが、MC-P200では同梱されていたイヤホンマイクが添付されていない。MC-P300そのものの大きさは、基本的にMC-P200と変わらないが、PCカードスロット装着時に外部にはみ出す部分がやや分厚くなっている。また、MC-P200ではLEDが1つしかなかったが、MC-P300では「表示ランプ」と「MODEランプ」の2つが備えられている。表示ランプは電波の強さ、MODEランプは接続している通信モードがわかるようになっている。
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「AirH" Card MC-P300」(下)と「C@rdH"64 MC-P200」(上)。基本的なデザインはあまり変わらない。ちなみに、写真のMC-P200は旧デザインなので、「C@rdH"64」のロゴがない
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一方、ユーティリティソフトは従来のMC-P200同様、Windows 98/Me/2000用、Windows CE 2.11/3.0対応ハンドヘルドPC用、Macintosh用が提供されている。MC-P300のユーティリティもどちらかと言えば、シンプルな部類に入るが、CFE-01に比べれば、操作や設定のための項目もあり、機能は充実している。ちなみに、Windows 2000環境で利用するときは、ユーティリティの設定ファイル(phslink.ini)にCOMポートの番号を設定する必要があるので、注意が必要だ。
MC-P300はDDIポケットが新たにサービスを開始した「AirH"」対応の第1弾モデルだ。AirH"のサービスについては、DDIポケットのホームページや大和哲氏が連載中の「ケータイ用語の基礎知識」を参照していただきたいが、AirH"はPHSとして初めてパケット通信を利用できるようにしている。ただ、携帯電話などで採用されているパケット通信と違い、現時点で利用できる「フレックスチェンジ方式」は時間単位で課金されるため、「つなぎっぱなしで、だらだらホームページを眺める」といった使い方には向いていない。
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はみ出し部分は分厚くなったが、長くなっていないので、MC-P200と同じ感覚で使える。側面に見えるのがイヤホンマイク端子
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実際の動作は、Windows Me/2000環境で試したところ、ドライバの組み込みやユーティリティソフトの起動/終了なども問題なくできた。ダイヤルアップ接続はDDIポケットが提供する「PRIN」を利用したが、Windows Me環境では通常の回線交換と同じように利用できた。Windows 2000環境については、接続のプロパティの[ネットワーク]タブ内の設定ボタンを押して表示される[PPPの設定]で、[単一リンク接続に対してマルチリンクをネゴシエートする]のチェックを外す必要がある。また、Windows 2000では[TCP/IPのプロパティ]でDNSサーバのアドレスを設定できるが、これも[DNSサーバのアドレスを自動的に取得する]を選択しておかなければならない。この2点さえ注意していれば、Windows 2000環境でもフレックスチェンジ方式で通信ができるはずだ。
通信そのものについては、非常に安定しており、64kbps回線交換で接続してもフルにパフォーマンスを引き出すことができた。フレックスチェンジ方式は32kbpsパケット通信と64kbps回線交換を随時、切り替える仕様になっているが、DDIポケットではこの切替のタイミング(「しきい値」という)を明らかにしていない。筆者が試した範囲ではホームページを眺めている程度では32kbpsのままで、まとまったファイルをダウンロードしたり、何十通ものメールを受信し始めないと、64kbps接続に切り替わらないように感じられた。ただ、これもデータ転送速度を監視するツールを併用しているからわかる話であって、通常の利用では32/64kbpsの切り替えをほとんど意識することなく使える。おそらく、しきい値の設定は実際のトラフィックを見ながら、調整することになるのだろう。
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ハンドヘルドPC向けに提供されているユーティリティソフト。Windows用も基本的には同じデザイン。通話機能も搭載されているため、電話帳などに電話番号を登録することなども可能
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AirH"の料金プランをどう見るか
次に、AirH"の料金プランについて考えてみよう。MC-P300はAirH"対応第1弾モデルであり、多くのユーザーは「ネット25」の料金プランを検討しているはずだ。「ネット25」の月額5800円という額はあまり安くないように見えるが、5800円は月額基本料金であり、「標準コース」との差額は約3000円ほどになる。
DDIポケットの試算によれば、月に7時間以上の利用があれば、「ネット25」の方が割安になる。つまり、通勤の行き帰りなどに毎日約15分ずつほど、データ通信を利用すれば、元が取れる計算だ。筆者のような自営業はともかく、毎日の通勤が必要なビジネスマンなら検討する価値はあるだろう。ただ、AirH"の32kbpsパケット通信の接続先がDDIポケットのPRINとDIONに限られており、それぞれに別途プロバイダの接続料金が掛かる。ちなみに、PRINを利用した場合は、1分5円で上限が2000円までとなっている。
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先月行なわれた「ビジネスシヨウ2001」で展示されていたTDK製「AirH" Card petit」。C@rdH"64 petitに比べ、はみ出し部分が大きいが、CF Type1準拠なので、汎用度は最も高い。今夏、発売される予定
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AirH"は魅力的なサービスだが、MC-P300を利用する上で、AirH"の契約が必須というわけではない。MC-P300を購入しても「データパック」や「データパックmini」で契約することが可能だ。また、契約するコースも必要に応じて、随時、変更することができる。たとえば、夏に長期旅行中は「ネット25」などを選んでおき、旅行が終わったら、「標準コース」や「データパック」に変更するといった使い方もできる。もちろん、その逆でも構わない。ただし、料金コースの変更は月単位になり、切り替わりのタイミングがあらかじめ決まっているので、自分の利用予定とよく照らし合わせるようにしたい。ちなみに、料金コースの変更はポケットサービスセンターで受け付けており、手数料などは掛からない。
また、「ネット25」や「つなぎ放題コース」は、法人の需要もかなり高いと見ている。特に、「つなぎ放題コース」は毎月の支払額がハッキリするため、法人としても予算も組みやすい。ただ、そのためにはMC-P300のようなPCカード型だけでなく、今夏に発売が予定されているTDK製「AirH" Card petit」やH"INのAirH"対応モデルなどの登場も期待される。特に、PDAなどと組み合わせて利用することを考慮すれば、CF Type1準拠のAirH" Card petitの需要はかなり高いと言えそうだ。
自分の用途と利用するハードウェアで選ぶ
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データ通信カード一体型PHSとしては、P-in Comp@ctを超えるヒット商品になりそうな2つのモデル。どちらを選べばいいのかを悩んでしまいそうだ
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さて、最後にそれぞれの製品について、「買い」の診断をしてみたい。まず、CF Type2準拠のデータ通信カード一体型PHS「CFE-01」だが、PCカードアダプタも標準添付されているため、ノートPCやPDAなど、さまざまな環境で利用できるのが特長だ。しかし、ユーティリティソフトがWindows環境に限られていること、AirH"の契約ができないこと、パフォーマンスがやや不安定であることなど、マイナス要因もいくつか見受けられる。また、今夏にはCF Type1準拠のAirH" Card petitも登場する。これらのことを考慮すれば、前述のようにノートPCやPDAでときどき利用するライトユーザー向けということになる。さらに、料金を安価にしたいというのであれば、CFE-01のTwoLink Data版「CFE-01/TD」を選ぶという手もある。ただ、ハンドヘルドPCやPocket PCのユーティリティが提供されていないため、PDAのみを利用するユーザーとしては手を出しにくいというのが本音だろう。
一方、MC-P300の方だが、製品のみを見た場合、基本的にはMC-P200の熟成版であり、完成度も高い。ユーティリティも各OS向けに提供されており、安心して使うことができる。料金コースもAirH"の「ネット25」や「つなぎ放題コース」だけでなく、「標準コース」や「データパック」などで契約することができ、利用頻度に応じて変更できる。これらの点を考慮すれば、ライトなモバイルユーザーはもちろんのこと、自宅に固定電話を持たないが、定額でインターネットを利用したいというヘビーユーザーまで、幅広い層におすすめできる製品ということになる。ただ、インターフェイスがPCMCIA Type2であるため、PDAの利用がハンドヘルドPCとごく一部のPocket PCに限られているので、自分の利用する機器(あるいはこれから購入する機器)の対応を考えてから購入することをおすすめしたい。
DDIポケットが提供するデータ通信のソリューションは、ノートPCなどに適したカード型のCardH"64、PDAなどにも装着が可能なC@rdH"64 petit、PCやPDAに内蔵されたH"IN、定額及び準定額で利用できるAirH"など、他の事業者にはないほどの充実したことになる。しかし、これらのソリューションをユーザーに対して、いかに上手に伝えていくかが今後の課題だ。特に、料金プランと機器の関係については、モバイル初心者に理解しにくいケースも数多く見受けられる。これからのDDIポケットの展開に期待したい。
・ C@rdH"64 petit CFE-01製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/cfe-01.html
・ C@rdH"64 petit CFE-01/TD製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_cfe-01-td.html
・ ザウルス用C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバソフト(シャープ)
http://zaurus.spacetown.ne.jp/kyotsu/update/cardhpetit/cardhpetit.asp
・ Data Communication Card Adapter for C@rdH"64 petitニュースリリース
http://www.ddipocket.co.jp/news/h130412.html
・ AirH"サービス情報
http://www.ddipocket.co.jp/data/i_air.html
・ AirH" Card MC-P300製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_mc-p300.html
・ AirH" Card petitニュースリリース(TDK)
http://www.tdk.co.jp/tjaah01/aah24600.htm
・ 第46回:AirH"とは
・ NECインフロンティア、コンパクトフラッシュカードタイプのH"端末
・ DDIポケット、パケット通信「AirH"」で定額料金プラン
・ 日通工、月額980円料金プラン専用のC@rdH"64 petit
・ TDK、CFカードタイプのAirH"対応データ通信カードを開発
・ DDIポケット、今秋から128kbpsのパケット通信サービス
(法林岳之)
2001/06/13 00:00
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