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DDIポケット、パケット通信「AirH"」で定額料金プラン

DDIポケットは、パケット通信を利用したデータ通信サービス「AirH"」を開始する。6月1日より月額5800円で月25時間まで使える料金プラン「ネット25」が開始され、8月中には月額7000円でデータ通信の利用制限がない料金プラン「つなぎ放題コース」も開始される。

 AirH"は、パケット通信を利用したデータ通信サービス。ただしパケット量に応じた課金がされるわけではなく、「ネット25」では時間超過分は1分あたり10円が課金される。また、通信方式が従来とは違うため、新しく発売されるAirH"対応端末でしか利用できない。インターネット接続プロバイダとしては、当初DDIポケットの「PRIN」とKDDI「DION」しか利用できないが、その他のプロバイダも順次対応していく予定。

 「ネット25」では、32kbpsのパケット通信と64kbpsの回線交換式通信を、データ量に応じて自動切換する「フレックスチェンジ方式」を使用する。どちらの通信方式を使っても25時間までは別途課金なしでデータ通信でき、年間契約割引を適応した場合、月7.2時間以上データ通信を行なう人にとって、もっとも安い料金プランとなる。

 8月より開始される「つなぎ放題コース」は、32kbpsパケット通信専用の料金プラン。32kbpsのデータ通信に限られるが、年間契約割引を適応した場合、月26.7時間以上利用すると「ネット25」よりも安くなる。

 なお、いずれの料金プランも年間契約割引、長期利用割引、複数回線割引などの月額料金の割引サービスを受けられる。


 AirH"対応端末としては、サービス開始と同時にセイコーインスツルメンツのPCカード型PHS「AirH" Card」(型番: MC-P300)が発売される。これはC@rdH"64の「MC-P200」をAirH"に対応させたもので、新たにPIAFS 2.2にも対応している。MC-P200同様、イヤホンマイクによる音声通話も可能で、AirH"の料金プランで音声通話をした場合は、標準プランと同等の1分40円(同一区域昼間)の通話料がかかる。

 同サービスの開始にあたっては、基地局側のインフラもパケット通信をサポートする必要がある。DDIポケットによると、6月1日のサービス開始時点で全国の基地局がパケット通信に対応するとしており、現在のH"エリアすべてでAirH"が利用できるようになる見込み。同様の定額制PHSデータ通信サービスは、北海道や北陸など、アステルグループの一部エリアで提供されていたが、全国規模のサービスはDDIポケットが初となる。また、今秋には128kbpsなどの通信速度の高速化も予定している。

 今後の対応端末としては、CFカードタイプの「AirH" Card petit」も登場する予定。なお、feelH"とAirH"両方に対応した端末については、現在のところ予定はないという。


・ AirH"に関するリリース
  http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h130516.html
・ MC-P300に関するリリース
  http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_mc-p300.html
・ DDIポケット
  http://www.ddipocket.co.jp/


(白根 雅彦)
2001/05/16 17:50

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