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DDIポケット、今秋から128kbpsのパケット通信サービス
DDIポケット
土橋匡氏(左)と近義起氏
DDIポケットは、6月1日より提供を開始するデータ通信サービス「AirH"」について、都内で記者説明会を開催した。
AirH"の導入について、同社の取締役販売促進部長、土橋匡氏は「1999年の夏から64kbpsでのデータ通信サービスの提供を開始して以来、現在までにユーザーが5倍に増えた。ワイヤレスで利用できること、固定網と変わらない低料金、広いサービスエリアの3つがウリ」と説明。「ポテンシャルは非常に高く、携帯電話とは違う土俵で戦える」と自信のほどを語った。
これに続き、技術企画部長の近義起氏がAirH"で用いられている技術についての説明を行なった。
同氏によると、AirH"では「フレックスチェンジ」と呼ばれる接続方式が採用されており、「一定間隔でユーザーが通信しているデータ量を測定し、データ量が多くなると回線交換方式に、少なくなるとパケット通信方式に自動的に切り替わる」という仕組みになっている。この仕組みは、従来「AO/DI」と呼ばれていたもの。
これに伴い、基地局側の仕組みも変更されており、「従来は1つの制御チャンネルと3つの回線交換用チャンネルを32kbpsずつ利用していたが、実際に制御チャンネルで使っていたのは全帯域の5%。この空き部分でパケット通信を可能にすると同時に、回線交換で用いていたチャンネルでもパケット通信を行なえるようにすることで、すでにあるインフラを効率的に利用することができるようになった」という。
同社では今後、9~10月頃を目処に4つのチャンネルを使った128kbpsでのマルチパケット通信サービスを提供する計画。ただし、AirH"のサービスインにあわせて発売されるセイコーインスツルメンツのPCカード型PHS「AirH" Card」(MC-P300)は、マルチパケット通信サービスには対応していない。
なお、現在のところ、AirH"はパソコンやPDAなどと組み合わせた利用が大前提となっているが、音声端末でこれを可能にするかどうかについては、「全く考えていないわけではない」(土橋氏)としており、具体的な製品化のスケジュールは未定とのこと。
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DDIポケット、パケット通信「AirH"」で定額料金プラン
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TDK、CFカードタイプのAirH"対応データ通信カードを開発
(湯野 康隆)
2001/05/21 19:07
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