俺のケータイ of the Year

ARROWS NX F-06E

ARROWS NX F-06E

スタパ齋藤編

「ARROWS NX F-06E」

 2013年の「俺のケータイof the Year」は、ドコモの「ARROWS NX F-06E」。2013年の6月から使い始めて、ヒッジョーに大きな満足感とともに現在でも使っている。

 イイところがいっぱいある端末ですなコレ。大画面で表示もキレイで処理能力がかなり高くてサクサク動くのにバッテリーがよく保って、みたいな基礎体力部分で、まず文句ナシ。メモリ(ストレージ)64GB内蔵だったり、実用的な指紋認証セキュリティが使えたりするあたりもナイス。独自のホーム画面である「NX!ホーム」がスゲく便利だったりもする。

 全部入りという感じもイイですな。ワンセグ&フルセグ対応だったり、もちろん「おサイフケータイ」対応だったり、当然のように防水&防塵だったり。そしてさらには赤外線通信対応であり、じつはFMトランスミッターまで内蔵していたりする。こういう万能さ加減は日本製端末ならではだと思うし、ぜひ今後も継承して欲しいと思う。

 てな感じで、書き切れないほど気に入っている要素がある「ARROWS NX F-06E」なんですけど、とくに「イイ!!」と感じているのがBluetoothのDUN(Dial Up Netowork)プロファイルをサポートしている点。DUN対応なので、愛用中のカーナビことパイオニアの「サイバーナビ AVIC-VH9900」とつながるのダ♪

 要は、カーナビを「ARROWS NX F-06E」経由でネットにつなぐことができる。そしてネットからカーナビへ情報が降ってくる。リアルタイムの交通情報とか天気予報とか駐車場満空情報とかそーゆー「使える情報」が多々得られるのだ。カーナビのデータ通信機能をしっかり役立てられる「ARROWS NX F-06E」は、もはや俺にとって手放せない存在である。

 なお、上記の組合せでナビと端末を接続する場合、「ARROWS NX F-06E」側はWi-Fiをオフにするのが吉。Wi-FiがオンだとDUNによるデータ通信に失敗しがちである。

 ちなみに、Bluetooth対応のスマートフォンは非常に多いが、Bluetooth対応でありかつDUNプロファイル対応のスマートフォンってのが非常に少ない。俺が知る限り、ドコモのスマートフォンだと富士通製とシャープ製(一部)くらい。DUNプロファイルに正式対応するのってタイヘンなんでしょうかね。

 あとNFC。現在、体組織計や血圧計など各種オムロン製品を使っている。これらの製品を使うと、計測した体重や血圧などのデータをクラウド上にアップロードして管理できる。具体的にはオムロンの健康データ管理クラウドサービスの「ウェルネスリンク」上で管理可能だ。

 で、データをアップロードするとき、「ARROWS NX F-06E」が活躍する。体組織計や血圧計などに「ARROWS NX F-06E」をタッチすれば自動でデータがアップロードされるんですけど、「ARROWS NX F-06E」だと非常に安定的にNFCが動作してくれるように感じる。他にもNFC対応端末は持っているんですけど、それら端末だと不安定だったり、そもそもオムロンの製品とデータ通信できなかったり。そんな感じで、ここでもまた、「ARROWS NX F-06E」が欠かせない存在となっている。

 てなわけで、この先まだまだ「ARROWS NX F-06E」を使い続けそうである。生活密着型スマホですな。新しもの好きであり飽きっぽい俺なんですけど、「ARROWS NX F-06E」に対する満足感はミョーにずっと持続していて我ながら不思議だなあとか思う年の瀬である。

 ともあれ、今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

スタパ齋藤