レビュー
「GALAXY S4 SC-04E」フォトレビュー
「GALAXY S4 SC-04E」フォトレビュー
スペック、カメラ、操作に磨きをかけたフラッグシップ
(2013/5/23 11:35)
NTTドコモから、5月23日にサムスン電子製のAndroid 4.2.2搭載スマートフォン「GALAXY S4 SC-04E」が発売された。
有機EL「Super AMOLED」は省電力を実現しながら解像度は1920×1080ドットのフルHDに拡大され、動作クロックが1.9GHz駆動の最新のクアッドコアCPUや高速RAMを採用。フラットなボディは薄さ7.9mmで、主要なスペック面だけを見てもフラッグシップにふさわしい豪華な内容だ。NOTTVに対応するなど、日本市場向けの仕様の追加が一段と進む一方、防水だけは非対応となっている。ディスプレイ面のガラスはコーニングの「Gorilla Glass 3」が採用されており、傷への耐性はGalaxy S IIIと比較して3倍、目に見える傷は約40%減少させられるという。
最先端のスペックを誇る一方、使い勝手のアピールに力が割かれているのも特徴。合成機能をはじめとしたユニークな機能を搭載するカメラ機能は、CPUパワーなどを駆使して手軽に連写や加工、合成などを実現しており、スマートフォンにおけるカメラのあり方を一歩前進させる内容に仕上がっている。
タッチ操作についても大幅な改良が加えられ、画面に直接触れずに操作できる操作体系が大々的に取り入れられた。いずれも設定画面から細かく設定できる。また、ホーム画面の切り替えでアイコンや文字を大きくしたモードも用意するなど、端末のターゲット層が広がっていることを窺わせる内容だ。
このほかにも、湿度にも対応した9種類のセンサーを駆使するヘルスケア機能や、マルチウィンドウモードで文字入力キーボードを自由に動かせる機能などを搭載。近くにいる友人と無線を介して音楽の再生を共有できる機能もあり、“新しい使い方”の提案にも意欲的だ。
ユニークな純正アクセサリーも特徴で、「GALAXY S4 SC-04E」では背面パネルを交換して取り付けるフリップカバーに加えて、小窓を設け、最小限の情報をカバーごしに確認できる「S View カバー」もラインナップしている。なお、日本で展開される「GALAXY S4 SC-04E」は、韓国版の「GALAXY S4」とカバーなどで互換性が保たれている(利用はキャリア・メーカーのサポート対象外)。