レビュー
「ZenFone AR」の目玉機能「Tango」を動画でチェック
スマホ単体で3Dモデリングも
2017年5月2日 11:07
ASUSが今夏発売するAndroidスマートフォン「ZenFone AR」。その特徴の1つがグーグルのAR技術「Tango」をサポートすることだ。次世代のAR技術の1つされる「Tango」では、マーカーなどを使わずに部屋の空間を認識して、実際にそこにあるかのように、画面内にモノを配置できる。
と言っても、その使用感は文章では表現してもなかなか伝わりづらいものだ。そこで本稿では、短い動画でいくつかのTangoアプリを紹介する。
なお、紹介しているアプリはすべてGoogle Playで配信されており、「PHAB2 Pro」など、ZenFone AR以外のTango対応スマートフォンでも体験できる。「ZenFone AR」はエンジニアリングサンプル版を使用しているため、外観やアプリの仕様が製品版と異なる可能性がある。
恐竜が机の上に「Dinos Among Us」
「Dinos Among Us」は、アメリカ自然史博物館が配信するアプリだ。太古の恐竜を3Dグラフィックで再現し、カメラ映像に合成して表示する。目の前で動く恐竜は迫力があり、Tangoのチュートリアルにピッタリのアプリだ。
ギミックたっぷりのドミノ倒し「Domino World」
「Domino World」は、AR空間でドミノ倒しが楽しめるゲームアプリ。Tangoでは地面を認識するため、実空間にあるモノの上にドミノを並べることもできる。さらにこのアプリでは、現実では楽しめないような仕掛けドミノがいくつも用意されている。有料(記事公開時点では320円)だが、Tangoを使って今までにないような遊び方ができるアプリだ。
AR家具で大きさ・イメージチェック「RoomCo AR」
「RoomCo AR(ルームコAR)」は、Tango技術をルームコーディネートに活用できるアプリだ。AR空間上に実物大の家具を配置してみて、部屋のイメージに合っているか、使い勝手はどうかを直感的に把握できる。大塚家具やFrancfranc、無印良品、ヤマハ(ピアノ)、レノボ(パソコン)といった有名ブランドの家具を多く揃えており、実用的だ。