レビュー

ワイモバイル「Android One S1」ミニレビュー(編集部関口)

さくさく操作、安定して遊べるスマートフォン

 「Android One S1」がワイモバイル(Y!mobile)から2月24日に登場した。カスタマイズを最小限にとどめた“素のAndroid”に近い構成が特徴のAndroidスマートフォンだ。「ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「Android One S1」をご紹介しよう。

編集部 関口

 思ったよりさくさく遊べる、それが「Android One S1」でスマホゲーム「Ingress」や「Pokémon GO」を遊んだときの最初の印象だ。現実世界を舞台にしたARゲームにハマってる筆者にとって、スマホに求める要素はいくつかある。たとえば現在地をきちんと追随してくれるのか。あるいは操作のレスポンスはどうか。防水防塵か、MILスペック準拠か……このあたり「Android One S1」は防水防塵対応で、操作感もいい。多くの人にとってひとまず満足できそうに思えた。近く発売される見込みの「S2」と比べると、リアルワールドゲーマーな筆者の視点ではタフネス性が大きな違いだ。

 ちなみに過去のシャープ製スマホの中には、Bluetoothデバイスの「Pokémon GO Plus」と接続できないものがあったが、「Android One S1」では問題なく繋がった。

アプリ一覧に載っているアプリは、27個。Duoはあるが、Google+とハングアウトはない

 個人的に衝撃を受けたのは、ソーシャルアプリの「Google+」「ハングアウト」がプリセットされていなかったこと。各種競合サービスとの激しいつばぜり合いを繰り広げており、馴染みがない方も少なくないとは思うが、個人的には愛用している。そんなアプリの姿が見えなくなったことで、そうか、そういうおつもりなのか……と少し肩を落としてしまった。こういう形で、グーグルの今後の方針を垣間見る気持ちになれるのも、「Android One S1」の特徴と言えるのかもしれない。