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「ドコモ地図ナビ」、3D地図にその場の音を聴ける新機能

バイノーラル録音、世界遺産も

 NTTドコモは、スマートフォン向け地図アプリ「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」のAndroid版向け機能である「3D地図」で、5月16日より新機能「サウンドスケープ」を提供する。

 「サウンドスケープ」は、全国300カ所以上で収録された、現地の環境音を地図とともに楽しめる機能。人の耳に届く音を記録するバイノーラル録音を採用しており、臨場感たっぷりで現地の音を楽しめる。音源は、東京渋谷の109前、原宿・竹下通り入口など都会の喧噪を伝えるものから、日本の音風景100選に選ばれているという「矢切の渡し」「彦根城 時報鐘の音」、あるいは屋久島の縄文杉、北海道の然別湖(しかりべつこ)湖畔など、多岐に渡る。なかにはH-IIロケットの音が聞こえる種子島宇宙センターなど、小笠原でのウミガメの産卵など珍しいものも含まれる。

 有料会員(月額300円、税抜)向けの機能だが、一部のサウンドスケープは、一定時間、無料で試聴できる。iPhoneやiPad、ドコモのAndroidタブレットは非対応となる。

関口 聖