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ファーウェイ、フルメタルボディのフラッグシップ「Mate S」12月4日発売
(2015/11/26 14:48)
ファーウェイ・ジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate S」を12月4日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は7万9800円(税別)になる見込み。家電量販店で販売されるほか、MVNOの「楽天モバイル」と「U-Mobile」も取り扱いを表明している。
「HUAWEI Mate S」は、グローバル向けには9月にドイツで開催されたIFA 2015で発表されたファーウェイのフラッグシップモデル。
狭額縁デザインを採用、幅を75.3mmに抑えた。フルメタルの筐体は厚さが7.2mmで、緩やかな弧を描いたアーク形状の背面を持ち、側面はダイヤモンドカットが施されている。ディスプレイ部にはラウンドエッジ加工がなされたゴリラガラス4を採用し、強度を確保しながらも手になじむ仕上がりとなっている。ディスプレイは5.5インチのAMOLED(有機EL)で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。
背面カメラは13メガピクセルで、光学式手ぶれ補正、2色のフラッシュなどを搭載。カメラアプリではISO感度やシャッタースピードを自由に設定できる「プロモード」が用意されている。インカメラは8メガピクセル、ソフトライトLEDを搭載しセルフィー画像をより綺麗に撮影できる。
背面に搭載された指紋センサーでは、感度やスピードが従来機から向上している。指紋認証機能だけでなく、指紋センサーをタッチパッドのように使い、通知バーの引き出しやアルバムでの写真の切り替えができる。また、シャッターボタンとしても使用可能。
ジェスチャー機能「ナックルセンス2.0」では、指の関節で文字を描くジェスチャーによって、任意のアプリを起動できる。また、アルバムでは指の関節でタッチすることで写真の切抜きができる。
搭載されている3つのマイクを生かし、ボイスレコーダーアプリでは、方向を検知する集音機能を備える。会議やインタビューといったシーンにあわせた録音モードに対応。
チップセットは「Hisilicon Kirin 935」(2.2GHz×4と1.5GHz×4のオクタコア)、メモリは3GB。OSはAndroid 5.1、カスタムUI「EMUI 3.0」と搭載。ストレージは32GBで、最大128GBのmicroSDXCの増設に対応。
ネットワークはNTTドコモ、ソフトバンクの主要周波数帯に対応。LTEでの最大通信速度は下り150Mbps/上り50Mbps。SIMカードサイズはnanoSIM。対応バンドはLTEがB1/2/3/4/5/6/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/40、3G(UMTS/W-CDMA)はB1/2/3/5/6/8/19。GSMの850/900/1800/1900MHz帯もサポートする。
Wi-FiではIEEE802.11b/g/nをサポート。Bluettoothはバージョン4.1。位置測位方式はGPS/AGPS/Glonass/Beidouに対応する。
サイズは約75.3×149.8×7.2mm、重さは約156g。バッテリー容量は2700mAh。ボディカラーはミスティックシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドセットとレザー調のフリップケース(ベージュ色)が付属する。
楽天モバイルでは15000円引きキャンペーンも
「Mate S」は楽天モバイルでも販売される。一括価格は7万9800円(税別)、分割では3691×24回(税込)。発売記念キャンペーンとして、1月15日までの期間限定、台数限定で1万5000円引きの6万4800円(税別)で販売される。分割の場合は2916円×24回。
また、楽天モバイルでは、新たにファーウェイ製のタブレット「MediaPad M2 8.0」のLTE版を端末のラインナップに加える。「MediaPad M2 8.0」は、ボディカラーによってスペックが一部スペックが異なる。楽天モバイルではシルバー(メモリ2GB、ストレージ32GB)とゴールド(メモリ3GB、ストレージ32GB)の両方を取り扱う。一括での価格は、下位モデルのシルバーが3万9800円(税別)、上位モデルのゴールドが4万4800円(税別)。
道端アンジェリカが写真撮影を試す「一眼よりも好き」
26日の発表会ではゲストとしてモデルの道端アンジェリカが登場。「Mate S」を使用した感想を語った。
Instagramでよく自分撮りをアップして人気を集めている彼女、「Mate S」のセルフィー機能も気に入ったようで「車で撮ってもぶれないし、肌がめちゃくちゃ綺麗に写ります!」と興奮気味に話していた。
トークの中では、実際に「Mate S」で彼女を撮って、一眼レフカメラで撮影した写真と比較する一コマも。「男の人に撮ってもらうと上手く取れなくて撮り直しが多くて……」とこぼしていた彼女だが、「Mate S」で撮られた写真は納得の出来のようで、「一眼で撮ったやつより好き」と、感想を残した。
また、彼女が「プロモード」で撮影したという六本木・けやき坂通りのイルミネーションの写真も披露された。