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豪雨で栃木・福島エリアで通信障害、災害用伝言板は未開設
(2015/9/10 19:50)
関東・東北を中心に各地で豪雨被害が発生し、キャリア各社のネットワークに影響を与えている。
NTTドコモ
NTTドコモでは、10日19時現在で以下の地域の一部のエリアで3G・LTEの音声通話とデータ通信が利用しづらい、もしくは利用できない状況となっている。
・福島県南会津町
・栃木県那須塩原市
・栃木県日光市
同社広報によると、実際に影響がでているエリアは、下記地域のうちでもごく一部という。復旧については、現在も川の増水が続いており、基地局まで到達できていない地域もあることから、現時点では未定としている。
au
auでは、10日19時現在、以下の一部エリアで3G、4G LTEによる音声通話とデータ通信が利用しづらい、もしくは利用できない状況となっている。KDDI広報によると、復旧の見込みは現時点では未定。
・福島県南会津町
・栃木県日光市
ソフトバンク
ソフトバンクでは、10日19時現在、以下の一部エリアで携帯電話サービスが利用しづらい状況としている。復旧の目途については、現在詳細把握中のため未定としている。
・福島県南会津町
・栃木県日光市
なお、ソフトバンク広報によると、「Y!mobile」ブランドで提供している1.7GHz帯のLTE・3GサービスとPHSについては、10日19時時点で通常通りの利用が可能としている。
災害用伝言版は稼働せず
今回の豪雨災害では、各社とも災害用伝言版は稼働していない。NTTドコモ広報は「適宜状況をみて立ち上げる準備はしているが、今のところは稼働させる予定はない」とコメント。KDDIも「稼働させる判断に至っていない」としている。