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64GB版と32GB版、カラバリも揃えたソフトバンク版「Galaxy S6 edge」

 グローバルで発表されたサムスン製「Galaxy S6 edge」が、NTTドコモ、auに続き、ソフトバンクモバイルからも発売される。主な仕様は他キャリア版と同じだがバリエーションの豊富さがソフトバンク版のウリ。5月20日より予約を受け付け、5月29日に発売される。価格は現時点では未定。

 「Galaxy S6 edge」は、ディスプレイの両端が湾曲した「デュアルエッジスクリーン」を搭載するハイエンドなAndroidスマートフォン。デュアルエッジスクリーンでは、あらかじめ登録しておいた連絡先をスワイプですばやく呼び出して電話をかけたり、不在着信をカラーラベルで表示することなどが可能。

 デザイン面では、前面だけでなく背面にもガラスを採用。さらに、側面にアルミ合金のメタルフレームを、背面のガラスの下に環境光によって色味が変化する特殊フィルムを採用することで、高い質感と高級感を演出している。

 カメラ機能では、ホームボタンのダブルクリックでカメラの高速起動が可能。また、約1600万画素のメインカメラ、約500万画素のインカメラともに、F値1.9という明るいレンズを採用。暗い場所でもきれいに撮影できるほか、手を振るジェスチャーやボイスでもシャッターを切れるなど、“自撮り”も快適に行える。

 ソフトバンクとして、初めてのGalaxy Sシリーズとなる「Galaxy S6 edge」だが、端末の前面上部や背面にソフトバンクのロゴは入っておらず、外観面でドコモ版、au版との大きな違いとなっている。ストレージは64GB版、32GB版の2種類が用意され、ボディカラーもゴールドプラチナ、ホワイトパール、ブラックサファイア、グリーンエメラルドと4色がラインアップ。容量・ボディカラーの全てを揃えるのはソフトバンク版のみになるという。

 なお、SIMロック解除義務化以降に登場する機種の第1号になるとのこと。通信ネットワークとして、LTEとAXGPをサポートする。

主な仕様

 ディスプレイは約5.1インチ、2560×1440ドット(WQHD)のSuper AMOLED液晶。プロセッサはサムスン製の「Exynos7420」(64ビット、オクタコア、2.1GHz+1.5GHz)。メモリは3GB、ストレージは32GBまたは64GB。microSDカードスロットは内蔵しない。OSはAndroid 5.0.2。

 通信方式は「Hybrid 4G LTE」として、「Softbank 4G」「Softbank 4G LTE」の両方をサポートする。国内ではW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、海外ではW-CDMA(850MHz/900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(850MHz/1.7GHz/2.1GHz)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)に対応する。音声通話では、3GのHD Voiceに対応するほか、2015年夏以降のアップデートによりVoLTEにも対応予定。また、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac。

 おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、フルセグを利用可能。ワイヤレス充電(Qi方式およびPMA方式)、急速充電、指紋認証に対応。Bluetooth 4.1をサポートする。なお、防水、防塵、赤外線通信には非対応。

 大きさは約70×142×7mm、重さは約132g。バッテリー容量は2600mAh。ボディカラーはゴールドプラチナ、ホワイトパール、ブラックサファイア、グリーンエメラルドの4色。

関口 聖

鈴木友博