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世界中の人に目の前の風景を撮ってもらえるアプリ「ChainSnap」

 電通ブルーは、離れた場所のユーザーに、目の前の風景を写真に撮って送ってもらえるコミュニケーションアプリ「ChainSnap」のAndroid版を提供開始した。対象OSはAndroid 4.4以上。iOS版も近日中に提供開始予定。ダウンロードは無料。

 「ChainSnap」では、世界中のユーザーのカメラで撮影された、目の前の風景を送ってもらうことができるアプリ。Facebookアカウントでログインし同アプリを利用する。

 写真の撮影を依頼する側は、表示されているユーザー一覧の中から、カメラを接続する相手を選択し、リクエストを送る。リクエストは一度に最大24人まで送信可能。相手がリクエストを承諾すると、アプリ上にシャッターボタンが表示される。この時、相手のカメラで映し出されている画面を見ることはできない。

 依頼する側がシャッターボタンを押すことで、リクエストに応じた全員のカメラで同時に撮影される。撮影された写真は、依頼したユーザーと共有され、ライブラリに保存したり、SNSでシェアしたりできる。また、アプリ上でスライドショーを作成し、楽しむことができる。

 依頼されて撮影する側は、リクエストを承諾すると、アプリ上に撮影画面が表示される。相手がシャッターボタンを押すまでに被写体や構図を決め、カメラを構える。相手ががシャッターボタンを押すと、カウントダウンが開始され、3秒後に撮影される。撮影した写真を共有する前に確認することもでき、送信するかどうかを選べる。

 同アプリを利用している世界中のユーザーに写真撮影をリクエストすることができるため、普段行かないような国の人に写真を撮ってもらったり、日本の夕日を眺めながらブラジルの朝日を撮影したり、友人同士で同じ場所で多くの角度で同時に撮影したりといった使い方ができるとしている。

 今後は、ライブ会場などに定点カメラを設置して、アプリからアクセスして自由に撮影できるようにする計画が予定されている。

石井 徹