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温泉地でハッカソン「SPAJAM」の参加受付スタート

最優秀賞チームにシリコンバレーツアー進呈

 モバイルコンテンツやアプリベンダーの大手企業が参画している一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、24日、スマートフォンアプリのネクストクリエイターを対象とした国内最高峰を目指す競技会「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM)2014」の応募を開始した。

 「SPAJAM 2014」は、時代に即した楽しさや利便性をユーザーに与える新たなアプリを競う競技会。応募は、企画力とプレゼン能力を競う「企画部門」と、チームでエンジニア能力とデザイン力を競う「ハッカソン部門」の2部門で募集する。募集期間は、4月24日~6月3日。

 審査委員には、日本Androidの会・名誉会長の丸山不二夫氏、デジタルハリウッド大学大学院教授の三淵敬自氏、ガンホー・オンライン・エンターテイメントCEOの森下一喜氏、ドワンゴモバイル代表取締役社長の川影幸久氏ら12名が名を連ねる。

企画部門

 企画部門では、「2020年のアプリ」をテーマとした企画を書類審査により、「新規性・革新性・利便性・エンターテイメント性」などを審査基準として本選出場の3作品を選出する。本戦出場作品は、本戦でのプレゼンテーションで最優秀賞を決定する。応募方法は、公式ホームページの企画部門から応募書類をダウンロード、応募フォームに記載のうえ提出となる。企画力とプレゼン能力が必要とされる。

 企画部門の最優秀賞は賞金30万円、優秀賞・審査員特別賞では各種商品が用意される。

ハッカソン部門

 5人以内のチームでエントリーするハッカソン部門では、書類選考に加え、地方予選を実施する。現在のところ、郡山市で5月24日から、福岡市で5月31日から実施予定となっている。このほか中部・関西圏でも地方予選実施を検討している。予選では「実績・チーム構成・年齢・将来性」などの観点から審査委員会による、書類選考7枠、地方予選3枠によって本選出場チームを決定する。

 本選では、当日発表するテーマに沿ったアプリ(Android、iOS)を制作するハッカソンを実施する。プログラミング、企画・設計、デザインなどの開発スキルに加え、プレゼン能力が必要となる。

 本選は7月4日から2泊3日で千葉県の一宮シーサイドオーツカで開催される。「SPAJAM」という名前のとおり、温泉つきの宿泊施設で、男女のチームで参加した場合、女性専用の部屋が用意される。本選参加に関わる宿泊費・食費は主催者側が負担する。

 ハッカソン部門の最優秀賞には「シリコンバレースペシャルツアー」、優秀賞・審査員特別賞には各種賞品が贈られる。いずれの部門も、7月15日に東京会場で表彰式が行われる。

川崎 絵美