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ドコモなど、スマホの遠隔サポート機能を提供する新会社

 NTTドコモ、RSUPPORT(アールサポート)、OrangeOne(オレンジワン)の3社は、海外の携帯電話事業者や端末メーカー向けに遠隔サポートソリューションを提供する新会社「モビドアーズ株式会社」を3月25日に設立する。

 新会社では、スマートフォンの使い方を遠隔操作で案内、サポートできるソリューションを提供する。既にドコモでは、「スマートフォンあんしん遠隔サポート」として、韓国企業であるアールサポートのソリューションを採用。この際にはオレンジワンも関わった。2012年12月にはアールサポートに出資も行っている。

 新会社の代表者には、NTTドコモ執行役員でマーケティング部長の荒木裕二氏が就任する。各社からの出資額は4億円(資本金2億円、資本準備金2億円)で、出資比率はドコモが55%、アールサポートが40%、オレンジワンが5%。新会社では2018年度末までに、20億円の販売を目指す。ドコモの「スマートフォンあんしん遠隔サポート」(約530万契約)は、新会社経由でソリューションを用いていくことになる。

関口 聖