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Firefox OS端末やサービスの迅速な提供へ、業界団体「CRB」設立

 海外の通信事業者や端末メーカー、チップセットメーカーなど、モバイル関連企業が参画する新たな業界団体、Open Web Device Compliance Review Board(CRB)が設立された。Firefox OSブランド要件の基盤になるとのことで、APIの互換性を確保して、端末やサービスをスピーディに提供できる環境作りを目指す。

 CRBは、オープンなWebデバイスの開発促進を実現する為の環境を提供すべく、新たに設立された団体。発足時の参加メンバーは、ドイツテレコム、KDDI、LG、Mozilla、クアルコムテクノロジーズ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、テレフォニカ、ZTE、テレノールなど。

 Mozillaでは、CRBによって、各社は効率的で信頼性の高い方法で、新製品の開発とテストを迅速に行い、さまざまな機器やアプリを提供できるとアピール。認証テストはCRB認定の外部のラボで行われ、申請から3日以内に完了する見込み。

関口 聖