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原宿で「iPad Air」発売イベント、きゃりーぱみゅぱみゅも登場

 KDDI、沖縄セルラーは11月1日、アップルの「iPad Air Wi-Fi+Cellularモデル」を発売した。「iPad mini Retinaディスプレイモデル」は11月下旬に発売される。auでは、同社の「4G LTE」に対応する通信機能を備えた「Wi-Fi + Cellularモデル」を取り扱う。

 11月1日、さわやかな秋の風が吹く中、原宿のKDDIデザイニングスタジオでは、au版「iPad Air」の発売記念イベントが開催された。午前8時の販売開始に向けて、会場の外では購入を待ちわびる人々が列をなしていた。

KDDI石川専務「いまこそauのCellularモデルを」

KDDI取締役執行役員専務の石川雄三氏

 KDDI取締役執行役員専務の石川雄三氏が、セレモニー開始とともに登場した。タブレットの状況として「国内では12%程度の普及。課題もあるし、伸びしろもある」という。その課題として挙げたのが「(端末の)重さ」と「価格(利用料金)」の2つ。今回発売するiPad Airは従来のものに比べて30%軽くなり、課題になっていた「重さ」は改善していると言える。軽くなり持ち歩きやすくなったことで、外出先でもネットワークを気にすることなく快適に使えることが求められる。そこでCellularモデルの利用料金を安価で提供することで、もうひとつの課題である「価格」を改善したと語った。

 同社が価格の改善として実施しているのが、来春からスタートを予定している「データシェアプラン」だ。9GB/月の通信料をスマートフォンとタブレットでシェアして、月額1050円で利用できる。KDDIでは、来春のサービス開始に先駆けて、現在「先取り!データシェアキャンペーン」として、7GB+7GBを月額1050円で利用できる。

 石川氏は、アンケートなどの調査結果から「約60%の方が“1000円くらいならのCellularモデルほうがいい”と回答している。これらの声を受けてこの価格に設定した。本当に便利なので実感してもらいたい」と述べた。

 このほか、下取りについても紹介した。「下取りを活用して、Wi-Fiモデルを使っていた方にCellularモデルに買い換えていただきたい。800MHzのプラチナバンドもあり、最高のユーザーエクスペリアンスをご提供できる」と誇る。

 “端末も軽い、料金も安い、通信も快適”この三拍子で、「いまこそauのCellularモデルを!」と強調した。

 イベント後の囲み取材で石川氏は、他社との差別化できる部分として「端末が同じならば、ネットワークとサポートで満足度を上げていく」。CellularモデルとWi-Fiモデルの今後のシェア目標については「Wi-Fiを使っていくうちにCellularじゃないと不便に感じてしまう。Wi-Fiのユーザーはそれを実感しているのではないでしょうか。1年半くらいかけて半々ぐらい。そのくらいはいくんじゃないかな」と自信を見せた。

きゃりーぱみゅぱみゅ、哀川翔が登場、カウントダウン

 CMキャラクターでお馴染みのきゃりーぱみゅぱみゅと、チャンネルauの社長役を務めている哀川翔の2人がゲストで登場し、午前8時の販売開始まで、カウントダウンを行った。

 iPad Airの印象について、CMの白い衣装で登場したきゃりーぱみゅぱみゅは「持ちやすいしとっても軽いから女の子にもうれしい。毎日肌身離さず持ち歩きたい」と述べた。先日のiPhone発売セレモニーにも参加していた哀川翔は「プラチナバンドに対応するから、室内だけでなくアウトドアでもつながりやすくなるのがいい。魚群探知機のアプリもあるらしいから、釣りのときに使いたい」とコメントした。

 また、きゃりーぱみゅぱみゅは「お笑いの動画をよく観るのでiPad Airで楽しみたい。衣装のデザインとかもコレでできたらいいな」と笑顔で語った。

川崎 絵美