「Xiパケ・ホーダイ for ジュニア」、他機種でモバイル通信不可に

　NTTドコモは、「スマートフォン for ジュニア」向けのパケット通信定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ジュニア」の内容を12月1日より変更する。

　「Xiパケ・ホーダイ for ジュニア」は、ドコモの子供向けスマートフォン（愛称：ジュニスマ）向けに提供されているパケット通信定額サービス。月額利用料は2980円で、SIMカードをジュニスマ以外の機種に差し替えた場合、利用料は月額4935円となる。また通信量が500MBに達すると、通信速度が送受信128kbpsに制限される。

　11月中は上記の内容だが、今回の改定により、12月からは他機種にSIMカードを差し替えた場合、パケット通信が利用できなくなる。音声通話やSMSは利用できる。ドコモでは、2980円という料金だと思っていたユーザーが、他の機種での料金が異なることに気付かず、料金が高くなることを抑止するための改定と説明する。また、らくらくスマートフォン向けのプランと同様の形にすることで、ジュニア向け、シニア向けという、限られたターゲット層向けの利用体系を統一する狙いもある。

　利用不可になるのは12月4日からで、あわせてパケット通信を利用する「おまかせロック」「ケータイお探しサービス」「災害用伝言板」なども利用できなくなる。なお、ジュニスマシリーズでの利用は従来通り。