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Androidスマートフォン「Nexus 4」、日本でも30日に発売

 LGエレクトロニクスジャパンは、4.7インチディスプレイを搭載するAndroidスマートフォン「Nexus 4」を日本国内でも8月30日に発売する。シネックスインフォテックから家電量販店へ提供される形となり、SIMロックフリーの16GBモデルのみ扱われる。オープンプライスだが、店頭価格は4万9800円程度。

 「Nexus 4」は、LG製のAndroidスマートフォン。昨年10月に発表され、北米などで販売されてきた。4.7インチ、1280×768ドットのディスプレイや800万画素カメラを備え、CPUはSnapdragon S4 Pro(クアッドコア)で、メモリは2GB。Bluetooth、NFC、ワイヤレス充電などをサポートする。発表当初はAndroid 4.2搭載となっていたが、今回、日本で発売されるモデルは、Android 4.3を搭載する。ハードウェアの仕様に変更はない。

 SIMロックフリーで、3G(HSPA+)およびGSMをサポート。LTEは非対応となる。3Gの対応周波数は850/900/1700/1900/2100MHzとされている。シネックスインフォテックではNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの2.1GHz帯、900MHz帯をサポートすると案内している。

 海外ではストレージ容量が異なる8GBモデル、16GBモデルの2種類が用意されていたが、日本では16GBモデルのみ用意される。大きさは133.9×68.7×9.1mm、重さは139g。

 取扱店はヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヤマダ電機、PCデポ、イオン、Amazon.co.jp、エディオン、上新電機で、Google Playでは取り扱われない。

 シネックスインフォテックでは、個人でのニーズのほか、Nexus 4の価格が一般的なAndroid端末よりも安価であること、SIMロックフリーで自由度が高いことから、法人での需要も高いとして、MDM(モバイル機器管理システム)などとセットで法人向けにも提供していく。

関口 聖