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ScanSnap iX500がWi-Fi機能拡充、パソコンへの転送が可能に
（2013/5/31 11:00）
PFUは、パソコンやスマートフォンからの利用に対応したドキュメントスキャナー「ScanSnap iX500」の機能を拡充し、パソコンとWi-Fiで接続できる機能を追加する。すでに販売されている「ScanSnap iX500」に対しては、無料のファームウェア・アップデートとパソコン用ソフトウェアの更新で対応し、更新ファイルの提供は5月31日より開始されている。Windows、Mac OS Xの両OSが対象。
今回のWi-Fi機能の拡充により、パソコンへのスキャンデータの転送がWi-Fi経由でも可能になった。これまで「ScanSnap iX500」では、スマートフォンやタブレットに対しWi-Fi経由でデータを転送できたが、パソコンへのデータの転送はUSB接続のみだった。
パソコンとのWi-Fi接続では、USB接続と同じ機能を利用でき、読み取り速度、転送速度などもすべてUSB接続の場合と同じ。初期設定時にはUSBケーブルで接続する必要はあるが、通常の利用時にUSBケーブルが不要になることで「ScanSnap iX500」を電源ケーブルのみで設置でき、配置の自由度が高まる。Wi-Fi接続は、家庭内の無線LANルーターを経由した接続方式を採用しており、「ScanSnap iX500」とパソコンを1対1で接続する方式ではない。
「ScanSnap iX500」からWi-Fi経由でスキャンデータを転送できるパソコンは1台に限られ、転送先のパソコン（スマートフォンなどは除く）を変更する場合はその都度USBケーブルで接続して設定を変更する。なお、1台の「ScanSnap iX500」における転送先の優先順位は、モバイルアプリ、USB接続のパソコン、Wi-Fi接続のパソコンとなっており、モバイルアプリと接続した場合が転送先として最も優先される。一度に複数の接続先にスキャンデータを転送することはできない。
同社は5月31日～7月31日にかけて、「人気のタブレットが当たる！ 自炊応援キャンペーン」を実施する。キャンペーン期間中にScanSnapシリーズの製品を購入し応募すると、抽選で「Nexus 7（16GB・Wi-FIモデル）」が10名に、裁断機の「Durodex 200DX」が10名に、1万円分の図書カードが50名にそれぞれプレゼントされる。
PFUはこのほか、モバイル端末から「ScanSnap iX500」を利用できるアプリ「ScanSnap Connect Aplication」について、Kindle Fire版アプリの配信も5月31日より開始している。