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docomo Wi-Fiが10万アクセスポイント達成、阪急・阪神にも導入

docomo Wi-Fiが10万アクセスポイント達成、阪急・阪神にも導入

 NTTドコモは28日、公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」のサービスエリアを拡充し、新たに8990カ所で利用可能になったと発表した。これにより、全国の合計アクセスポイント数が10万カ所の大台を突破した。このほか、阪急電鉄、阪神電鉄など関西の鉄道3社がdocomo Wi-Fi導入を発表している。

「docomo Wi-Fi」のロゴ

 2月28日付けで発表された新規エリアは、阪神電気鉄道全駅、阪神甲子園球場のほか、ファミリーマートやイエローハットの一部店舗など。首都圏近郊では、りんかい線の大井町駅・品川シーサイド駅・天王洲アイル駅、京成本線の京成関屋駅・千住大橋駅・町屋駅などで新たにが利用できるようになった。

 docomo Wi-Fiは、対象となるスマートフォン向けパケット定額サービスを契約している場合、永年無料での利用が可能。2012年2月28日に現在の名称への変更を発表したが、当時のアクセスポイント数は約8100カ所だった(2012年2月20日時点)。

 2013年2月28日のエリア拡大によって、docomo Wi-Fiは全国8万800エリア、アクセスポイント数は1年前の約12.5倍となる10万1000カ所体制となった。

阪急32駅・阪神全49駅で携帯3キャリアのWi-Fiが利用可能に

 2月27日には、阪急電鉄32駅、阪神電気鉄道全49駅、北大阪急行電鉄全3駅でのdocomo Wi-Fiの導入が発表された。これらの駅では、au Wi-Fi SPOT、Wi2 300、ソフトバンクWi-Fiスポットがすでに利用可能となっており、今回のdocomo Wi-Fi追加によって、国内の主要携帯電話会社3社の公衆無線LANすべてに対応した。

 なお、阪急電鉄では2013年度内をメドに、他社管理の共同使用駅を除く全86駅で、公衆無線LANサービスを導入予定としている。

森田 秀一