ニュース
ソフトバンク、衛星電話サービスを2月下旬スタート
ソフトバンク、衛星電話サービスを2月下旬スタート
(2013/1/30 16:04)
ソフトバンクモバイルは、Thuraya(スラーヤ) Telecommunicationsの設備を利用する衛星電話サービスを2月下旬に開始する。ソフトバンクモバイル初の衛星電話サービスで、料金プラン2種類もあわせて発表されている。
アラブ首長国連邦(UAE)に本社を構えるThurayaは、複数の衛星で欧州やアフリカ大陸、アジアおよびそれらの地域の洋上や山岳部などで、通話や通信が利用できる衛星電話サービス。ただしアメリカ大陸、南アフリカ、ロシア・シベリアの東端など利用できないエリアもある。
ソフトバンクでは、料金プランとして、月額4900円の「衛星電話バリュープラン」と月額9800円の「衛星電話プラン」の2つを提供する。通話料などは以下の通り。無料通信分は通話料やSMS、データ通信料に充当できる。また「衛星電話バリュープラン」は2年契約で、途中解約の場合、解除料9975円がかかる。
衛星電話バリュープラン | 衛星電話プラン | |
---|---|---|
基本料 | 4900円 | 9800円 |
無料通信分 | 1000円 | 1000円 |
契約期間 | 2年(自動更新) | なし |
通話料 | 1分160円(国内外) | 1分160円(国内外) |
SMS | 1通70円(国内外) | 1分70円(国内外) |
通信料 | 1KB 2円 | 1KB 2円 |
「衛星通信料割引オプション」も用意される。月額2000円で、国内から発信/送信する通話やSMSの料金が割引される。割引後の料金は、通話料が1分40円、SMSが1通20円となる。海外での発信/送信は対象外。
追加料金なしで、留守番電話、割込通話、グループ通話、請求書オプションが利用できる。通話料の明細書は月額105円。
端末は「SoftBank 201TH」(Thuraya製)で、音声通話、SMS、データ通信が利用できる。大きさは約53×128×26.5mm、重さは約193g。連続通話時間は約6時間、連続待受時間は約80時間。IP54準拠の生活防水および防塵性能を備える。
警察(110番)、消防(119)、あるいは0120や0800ではじまる電話サービスへの発信はできない。ただし、海上保安庁(118)には発信できる。