ネットスター、子供が利用するアプリについて保護者に調査


 ネットスターは、中高生の子供を持つ保護者を対象に「家庭でのインターネット利用実態調査」として、インターネット上でアンケート調査を行い、結果を明らかにした。回答数は1040名で、調査期間は10月10日、11日。

 調査結果によれば、大多数の保護者はスマートフォンのアプリに魅力を感じ、9割以上が使用、親子のコミュニケーションにも2割以上が利用している。一方、アプリに印象について「知識が必要」「個人情報が盗まれる」などリスクに懸念を持っている保護者は2割以下で、少数という結果になっている。

 スマートフォンを利用している子供のうち、スマートフォンが初めての携帯電話だったという子供は37.5%と4割近くにまで高まっており、その理由は「子供にねだられたから」が38%で最も多い。持たせていない場合の理由は「利用料が高くなる」「現在利用している機器で十分」が合わせて4割を超え、中学生では「年齢的に早い」「有害サイト・アプリが心配」の割合が、高校生の子供に対してよりも高くなった。

 子供のスマートフォンの利用を懸念する理由は、「長時間利用による時間浪費や依存」という回答が68.5%と多数を占めた。さらに、4割以上が「ルール」や「システム」を利用して管理したいと回答。保護者自身が詳細に判断することが難しいということから、専門機関が提供するサービスに期待する回答も6割に上っている。

 




(太田 亮三)

2012/11/27 18:18