Wi2、スターバックス全国約850店舗に無料Wi-Fiサービス導入


 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は27日、全国のスターバックス約850店舗にWi-Fiアクセスポイントを導入したと発表した。導入店舗では、無料の無線LANサービス「at_STARBUCKS_Wi2」が提供される。2.4GHz/5GHz帯のIEEE802.11a/b/g/n規格に対応しており、メールアドレスとパスワードを登録することでPC、スマートフォン、タブレット端末などから利用できる。

 at_STARBUCKS_Wi2では、登録ユーザーが一度ID・パスワードを入力してログインをすれば、30日間はログインの都度ID・パスワードを入力することなくインターネットに再接続できる。期間経過後は再度ID・パスワードでのログインが必要。なお、無線LAN通信区間の暗号化は行っていない。

 Wi2によると、at_STARBUCKS_Wi2は7月のサービス開始から4カ月で登録ユーザー数は23万人を突破。そのうち英語での登録ユーザーが約3万人で、外国人にも多く利用されているという。

 at_STARBUCKS_Wi2の導入店舗は、Wi2のウェブサイトで確認できる。スターバックスの総店舗数は955店舗(3月末時点)で、このうち10月末までに約850店舗への導入が完了した。

 なお、Wi2のアクセスポイントの導入店舗では、at_STARBUCKS_Wi2のほか、Wi2が提供する有料の公衆無線LANサービス「Wi2 300」も利用できる。




(永沢 茂)

2012/11/27 16:22