ドコモの「Xi」、700万契約に


 NTTドコモは、LTE方式を用いた通信サービス「Xi」の契約数が、11月18日付けで700万に達したと発表した。

 2010年12月にスタートした「Xi」は、当初、データ通信端末やモバイルルーターのみ提供されていたが、約1年前の2011年冬モデルからXi対応のスマートフォンが登場した。2011年12月25日には100万契約だったが、対応スマートフォンの登場で契約数は増加のペースがアップ。2012年に入ってから6月までは、約3カ月で100万契約のペース、そして夏以降は1カ月に100万契約のペースとなっていた。

 今回は、約2カ月で100万契約を上積みした形で、700万契約に達した。これまでのペースから、やや鈍化したように見え、さらにこの間、iPhone 5の発売もあったが、秋モデルや冬モデルが発表され、新機種が登場していない時期でもある。ドコモではいわゆる商戦期シーズンではなく、買い控えがあったのではないかと説明している。

 Xi対応機器はスマートフォンやタブレット、モバイルルーターなどになるが、ドコモのスマートフォン/タブレット向けインターネット接続サービスである、spモードの契約数(10月末時点)は、1472万契約となっている。このspモード契約数は、iモードとの重畳契約、FOMA対応スマートフォンの契約も含まれる。なお、同時期iモード契約数は3670万件。

(関口 聖)

2012/11/21 15:54