ウィルコム、サポート体制変更でオペレーター対応を有料化


 ウィルコム、ウィルコム沖縄は、2013年2月1日よりサポートサービスの体制を変更する。電話で手続きや照会を受け付けるウィルコムサービスセンターにおいて、オペレーターによる対応は通話料が有料になるほか、自動音声応答で変更できる内容をオペレーターに依頼した場合は「受付手数料」が新たに発生する。その上で、年会費を払うと受付手数料などが無料になる会員制のサポートサービスを2013年2月1日より開始する。

 ウィルコムサービスセンターの受付体制は、これまで116などが通話料無料で提供されてきた。受付時間は自動音声応答が24時間で、オペレーター対応の受付時間は9時~20時で年中無休となっている。2013年2月1日以降は、116など通話料無料の番号で利用できるのは、自動音声応答のみとなる。

 各種の手続きおよび問い合わせについて、オペレーター対応を希望する場合は、今回のサポート体制の変更で新設される「151(他社の電話からは0570-039-151)」を利用する。151にかけた際の通話料は有料で、自動音声応答のみを利用した場合でも有料。ウィルコムの「だれとでも定額」を契約していると、151は無料通話の対象になる。

 加えて、自動音声応答や「MyWILLCOM」を利用して、ユーザー自身で設定の変更や照会が可能な手続きをオペレーターに依頼した場合、1回につき315円の受付手数料が必要になる。自動音声応答などを利用しユーザー自身が変更・照会できる手続きは、利用料の照会、サービスの中断・再開、支払方法の変更、料金コースの変更、オプションサービスの変更、住所変更など。また、端末の操作についての問い合わせは、オペレーターの対応で1件につき1050円の受付手数料が発生し、端末の購入後90日間は無料となっている。

 なお、満60歳以上か、「ハートフルサポート」、法人名義、「3Gデータ定額(S)」、「3Gデータ定額ビジネス(S)」のいずれかに該当する場合、上記の受付手数料は内容に関わらず無料になる。

 新たなサポートサービスとして「ウィルコムサポートクラブ」が2013年2月1日より開始される。年会費は1575円。各種の手続きや操作の問い合わせなどで、オペレーターが対応した場合に発生する「受付手数料」が無料になる。また、修理代品の発送費用も無料になるほか、通話料無料の問い合わせ窓口が用意される。

 

(太田 亮三)

2012/11/16 18:27