下り最大100MbpsのXiサービス開始、対応エリアなど公開


 NTTドコモは、11月16日より、LTE方式の通信サービス「Xi」(クロッシィ)を提供する一部のエリアにおいて、下り最大100Mbpsの高速データ通信サービスを開始した。

 NTTドコモでは、2012年冬モデルとして発表したスマートフォンとタブレット端末において、下り最大112.5Mbpsに対応した通信用のチップを搭載している。今回、一部のエリアが下り最大100Mbpsをサポートしたことで、対応端末でより高速な通信が実現する。

 対応端末はスマートフォンとタブレットのほか、モバイルWi-Fiルーターなども100Mbps対応のものがラインナップされている。提供が開始されるエリアは以下の通り。

・新潟県 新潟市
・石川県 金沢市
・愛媛県 松山市、松前町
・香川県 高松市、綾川町
・高知県 高知市
・徳島県 徳島市、藍住町
・沖縄県 那覇市

 なお、100Mbps対応のこれらの都市の一部エリアは、屋外エリアの場合もあれば屋内エリアの場合もあるという。ドコモ広報部によれば、これまで下り最大37.5Mbpsで利用していたユーザーは、100Mbps対応エリアにおいて高速化されたことが実感できるという。

 100Mbpsの対応エリアは今後、2013年春には北海道札幌市、宮城県仙台市、広島県広島市を含む全国50都市以上に拡大される計画。さらに2014年春には、東名阪を含めた全国の主要都市にサービスが拡大される予定だ。

 100Mbps対応のスマートフォンおよびタブレット端末は以下の通りとなる。

・GALAXY S III α SC-03E
・GALAXY Note II SC-02E
・AQUOS PHONE ZETA SH-02E
・Xperia AX SO-01E
・Disney Mobile on docomo N-03E
・ARROWS V F-04E
・ARROWS Tab F-05E
・ARROWS Kiss F-03E
・Optimus LIFE L-02E
・MEDIAS U N-02E
・N-02E ONE PIECE
・L-03E

 




(津田 啓夢)

2012/11/16 14:19